京都の桜、お花見と言えば基本お寺や神社の境内。
なので、ピクニック気分でお弁当を食べたり、缶ビール片手に、なんてことはできません。
そういう意味では、貴重な、そして東京だとむしろそっちがメジャーな、
多少騒いでも問題ないパターンのお花見ができるのが円山公園の桜。
これまた京都では珍しい一本桜タイプ。「ぎおん桜」の名で親しまれております。
祇園に近いっちゃ近いですからね。祇園四条駅からは徒歩10分程度。
それにしてもここからのアングルはあまりにも有名。
JR東日本の「そうだ、京都、行こう」でも円山公園の桜は二度登場しています。
一度目は94年、コピーは「こういう時代、気合の入ったサクラが見たいものです。」
二度目は06年、コピーは「ありがとう 桜を見上げてのは初めて気がする。」
うーん名コピーのような駄文のようなけっこう微妙な。
ぎおん桜の見頃は3月下旬〜とちょっと早いです。
高台寺の桜と並び、京都洛中の桜、お花見のトップバッター的存在です。
と、この祇園桜。オススメの鑑賞法があります。
「そうだ、京都、行こう」ほかメディアに取り上げられるアングルは一番上のものですが、
実はその真裏からもキレイなんです。そして、そっちは広場になっていて、あんまり人が入り込まないで写真が撮れます。
それが上記の写真。どうですか? なかなかじゃないですか?
こっちの方がなんか滝のような、迫ってくる感じがするのは自分だけでしょうか。
ピンク色と手前の白、空の青がキレイです。
過去に「そうだ、京都、行こう」キャンペーンで出た写真はライトアップと早朝。
お昼はない。そりゃあこれだけ人いたら撮れないよなー。
が、このブログの写真には人が一人も写ってない。
そうです、もうちょっと目線を下げれば人だらけです。
円山公園
〒605-0071 京都府京都市東山区円山町463
〒605-0071 京都府京都市東山区円山町463
京都府京都市東山区円山町463