京都の紅葉の中でも、ダイナミックな紅葉が楽しめる保津川下り。
夏目漱石の「虞美人草」にも出てくる風流な紅葉狩りと言えるでしょう。
となれば、「なかなか予約取れないんじゃないの?」
と思われがちですが、その通り!
団体しか取れません。
が、紅葉シーズンど真ん中でも確実に乗れる方法があるんです。
そうそう10名以上で行こう、なんて人はいません。
なので、個人だとどうやって確実に乗船できるかと言うと、
あさイチに乗船場に行く!です。
朝8時台に行けば、意外なほどあっさり乗れます。
場所は亀岡市。JR亀岡駅から徒歩7、8分。
クルマで行っても無料駐車場が80台あるのでまず大丈夫。
トロッコ列車と組み合わせるのもオツです。
その場合は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までトロッコで。
そこからバスや京馬車なんかも出ています。
「保津川下り乗船場」の建物に着いたら、まず二階へ。
人数など書き込む用紙があり、これに書き込んで受付すると、
次々に番号が呼ばれ、乗船していきます。
受付から呼ばれるまで5分もないくらい。
料金は4100円。ちょっと高い。。
が、これだけスペシャルな体験はなかなかないので致し方なし。
2018年11月23日に乗船。
勤労感謝の日、紅葉シーズンど真ん中でも乗れました。
それにしてもすごい霧。亀岡市も盆地なので霧が濃いそうです。
軽快な船頭さんの話術にびっくりしつつも、霧の濃い日しか見られない、
青の霧にも驚く。
見ごろは保津川の上流と下流で違いますが、11月23日近辺は間違いなく
見ごろと言えそうです。
紅葉もきれいだけど、川の水もきれい。
エメラルドグリーンっす。
岩と紅葉が風情あります。
一幅の掛け軸の中を進んでいるようです。
かと思えば急流のアトラクション的な場面も。
これは楽しい。4100円、高くない!
よく色づいてます。だいたい全行程2時間。ゆったりと紅葉を堪能できます。
水かさが多い日だと、もう少し早いそうです。
迫り来る山に鮮やかな紅葉。野性味溢れる紅葉です。
海岸から猿がこっちを見てたり、トロッコ列車と行き交ったりと、
ディズニーランドのジャングルクルーズみたいです。
お子さんがいる方は、船頭さんが舵をに握らせてくれたり、
楽しませてくれます。と言うか、船頭さんの話術が芸人級です。
売店船!もあります。これまた楽しい。
甘酒やおでん、スナック菓子にお団子など、行楽感満点。
星のや京都のゴージャスな旅館を見つつ、嵐山に到着。
京都をアミューズメントパークと見立てたら、
「保津川下り」は完全にジャングルクルーズですね。
京都らしさあり、船頭さんの軽快なトーク、途中動物が出てきたり。
一生に一度は経験しておきたい体験と言えるでしょ
保津川下り
京都府亀岡市保津町下中島2
0771-22-5846