京都の紅葉、特に嵯峨、嵐山に行くならば必ず行っておきたいのが「宝厳院」です。
「こんなもんか」「え、これだけ?」的なことにはならないほど、
量、質共に最高レベルの京都らしさ全開の紅葉を見ることができます。
行き方は、嵐電嵐山駅から徒歩3分ほど。近いです。
嵯峨、嵐山は言ってみれば「紅葉のディズニーランド」。宝厳院はその中でも一番人気のアトラクション。
なので、嵐山駅の改札をディズニーランドのエントランスと考え、真っ先に「宝厳院」に向かいましょう。
宝厳院の紅葉の一番見どころ、それは「自然と人間の共同作業」です。
何もしていない自然にはこんな美しい風景はありえないし、いかに優秀な庭師だけでもこんな光景は作りえない。
つまり、自然と人間、それぞれがいいところを持って具現化した紅葉、それが宝厳院の紅葉です。
例えば、美しく曲がりくねった小川、その上に覆いかぶさるのしなだれる楓。
こんな画、ありそうでなかなかないですよね。
人間的にこんな風景いいよなーを作ってるわけです。
とはいえ、そもそもは自然が持つ美しさ。
人間が作ったものではないわけで。
そのバランスがいい。
敷地も贅沢に広い。ちまちましてない。
どどーんとあるので、量的にも申し分ないです。
行ったのはとある年の11月20日。
すばらしく真っ赤な楓。見ごろど真ん中です。
なんとなくヨーロッパの森にでもいるような非現実的な空間。
めっちゃ和風のはずなのにたまに洋画でも見てるような気分にもなる不思議な光景です。
苔生した地面をみると「あ、やっぱり京都だよな」と戻される。
この広さを整備するの大変だろうなー。
紅葉と言えば楓ですが、忘れちゃならないのが躑躅。ツツジ。
これも好きなんです。
お茶席もあります。
全体的に整備がきれいに整っていて、最近できたお庭?と思ってしまいますが、
歴史は古く、室町時代です。手入れがとにかく行き届いてます。
それほど知名度は高くないのですが、まー人気はあるので人は多いです。
ライトアップもしてるので、夜来てもすばらしいでしょうなー。
それにしても年々見頃が遅くなってきてますね。
ここ数年は12月初旬が見頃か、ってくらい。
朝の開門と同時に入ってもたくさん人がいます。
京都屈指の人気紅葉スポットです。
宝厳院
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
京都食べ歩き ブログランキングへ
京都府京都市 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村