京都の紅葉、なにもお金を払わなくても十分見応えのあるスポットがいくつもあります。
今回はそんな「おトクな京都の紅葉」をご紹介していきましょう。
お寺や神社と違って、特に地名のないところもいくつかあるので、行き方もしっかりご紹介します!
まずは誰もが思いつくであろうド定番、嵐山「渡月橋」。
ここ、タダですから笑。
関東だと杉の木ばかりであまり山一つ紅葉って見ませんが、そこはさすがは京都、
桂川にかかる渡月橋、その奥に色とりどりに紅葉したこんもりとした山が美しい。
これがタダならやっぱり見ておきたい。
「渡月橋」への行き方は嵐電「嵐山駅」下車、徒歩1分。
続いてオススメなのは「堀川北大路交差点から堀川通りを南へ行ってすぐのイチョウ並木」です。
どういう経緯かわかりませんが、突然、イチョウ並木が連なります。
なかなかの圧巻です。
クルマで通り抜けると爽快、そのあとクルマを停めて中に入ることもできます。
京都駅から市営バス9に乗り30分ほど。「堀川鞍馬口」下車で目の前です。
道路の真ん中にあります。
入れるところと入れないところがあるのでご注意を。
さすがに行き交う道路の真ん中に来るもの好きはほとんどいないので、貸し切り状態です笑。
イチョウの葉の黄色が目に眩しいです。
道路のこぼれ落ちたイチョウの葉もあざやか。
バスで通り抜けるのも気持ちいいでしょう。
クルマにはくれぐれも注意してくださいね。
運転手もイチョウ並木に見惚れてる可能性もあるので。
続きまして「深泥池」。
約1万年以上前からある池で、植物群などが国の天然記念物に指定されています。
いつも通ると「うわー恐竜とか出そうだなー」と思うくらい太古の景色を留めています。
が、出ると言われるのはむしろ幽霊で、「口裂け女」発祥の地として都市伝説好きから有名な場所です。
それはさておき、夕暮れ時の深泥池は、大昔の大地の紅葉でなんとも壮大な気分にさせてくれる紅葉スポットです。
深泥池への行き方は京都駅から約15分、烏丸線「北山駅」下車、そこから北へ徒歩5分くらいです。
続いてのおすすめは「今宮神社前のイチョウ並木」。
神社の手前、ということでちょっと京都らしい雰囲気もあって、いいんじゃないでしょうか。
これまた圧巻です。
いや、なんでここが有名にならないか不思議なくらい。
楓がメインの京都の紅葉。イチョウはキチョウ。
しかもちゃんと塀もあるので和の雰囲気も出せてインスタ映え確実。
これは穴場でしょう。
今宮神社のへの行き方は、市営バス6で「佛教大学前」下車。京都駅から約40分ほど。
女性なら今宮神社で「玉の輿祈願」しておくのもよいでしょう。
八百屋の娘から五代将軍徳川綱吉の母、桂昌院ゆかりの神社です。
最後は広沢池。日本三沢の一つとされています。
というか日本三沢なるものがあるの初めて知りましたが笑。
深泥池が太古の風景ならば、広沢池は日本の原風景、といったところ。
日本の昔の田舎風景、と言われて思いつくのがここの風景です。
それぐらい、なんか心に沁みる、穏やかな風景です。
ここの紅葉はなんかもう、紅葉スポットというより、あくまで紅葉も風景の一部って感じで、
なんだかもう逆転するぐらい、風景として完成してます。
広沢池への行き方は、京都駅から16分、山陰本線「太秦駅」下車、そこから徒歩25分です。
いかがだったでしょうか。
こうやって見ると、池とイチョウばっかりでした笑。
完全に好みですね。
が、お寺や神社だけじゃない、京都の紅葉にも目を向けてもらえれば幸いです。
ぜひ自分なりの京都の紅葉を楽しんでもらえれば!