初夏の京都は青葉の名所へ! 見どころあり過ぎ「東福寺」【その1】臥雲橋
紅葉で有名な東福寺は春、夏も美しくオススメのお寺。
紅葉がきれいってことは、青葉がまたそれはそれはきれい。春夏はさらに地面の苔と相まって、
上も下も緑色の世界。こっちのほうが生命力をグイグイに感じられてむしろ好きだったりする。
しかも、東福寺は紅葉や青葉以外にも見どころが多い名寺。
国宝となっている日本最古の禅寺の三門、JR東日本の「そうだ、京都行こう。」で有名な「通天橋」、
重森三玲による市松模様の庭、などなど一寺としてはかなりの見どころを持つ。
京都のはずれにあるため、応仁の乱の戦火を免れたのがデカい。
京都駅から京阪線で1つ目の駅「東福寺駅」で降りて徒歩10分ほど。
ここがちょっと遠いが、向かう途中もお寺の塀がきれいだったりしてなかなか情緒あり。
電信柱、アスファルトを脳内で消して歩けば、幕末にタイムスリップした気分。
石垣が美しい。
東福寺に行く途中、好きなスポットがこの丸い角の石垣と塀。
銀座の和光ビルも丸いカーブになっていて、設計者の渡辺仁は、人の曲がり方を考えて作ったそうだが、
この塀もきっと同じ発想なんだろうな。丸みがあって見た目にもやさしい。
で、歩いてるといきなり出ました、東福寺三名橋の一つ、「臥雲橋」。
なんと「東福寺」入る前にあるのです。拝観料フリーです、やった。
初夏に私は『秋のガイドブック』を開きます。
紅葉の名所は、すなわち
新緑の名所ですから。
♩チャララ ラララ ララララ〜ン
はい、JR東日本の「そうだ、京都行こう。」の名キャッチコピーです。
いやー、これはすごい名文ですね。そして、ここに来るとその感動が鮮やかに脳内に浮かび上がって、
当然、あの曲が頭の中で流れてますよー。
新緑の雲の上に見えるのが東福寺三名橋の2つめ、「通天橋」。ほんと新緑が雲に見える。
臥雲橋の名前からわかる通り、完全に雲に見立ててますね。
秋の紅葉の季節だったら絶対にありえない人のなさ。これが春夏の醍醐味。
自転車でチャリンチャリンと通り抜けることも可能ってのもいい。
あ、一応降りて押したほうがいいんでしょうね。
臥雲橋を抜けると新緑の陰になって歩きやすい。初夏にはうれしい通り。
次はいよいよ境内に突入します!
東福寺 臥雲橋
京都市東山区本町15丁目778番地
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