京都の夏の風物詩・川床料理!貴船「仲よし」で涼しげランチ【1】





京都の夏の涼しげな過ごし方と言えば貴船の川床料理。

川の上にお座敷を作って涼やかな川の流れを体感しながら和食を堪能する。

夏に京都に行くならこれはやっておかないと! 実際、ほんとに気持ちいい。

もともとは川沿いのお店で食べていたお客さんが、「暑いからそこの川の上で食べたい!」

とワガママ言ったのが初まり。新しいサービスっていつの時代も顧客から生まれますね。

そして、ちゃんとお客さんの声に従ったのがエライ!

「できません」と言っちゃったらなんにも始まらないんだな。

貴船仲よし
「仲よし」の隣は「左源太」お店同士が川沿いで続いてます。お祭りみたいで楽しい!

 

間違えやすいのが京都には、「床(ゆか)」と「床(とこ」がある。

どっちも同じじゃん!と言いたくなるが、

「床(ゆか)」と呼んだらそれは市中の鴨川沿いにせり出すように出たテラス席のことで、

「床(とこ)」と呼んだら貴船の川床を指す。これ、覚えて帰ってください。

で、今回は「床(とこ)」 のほう。「床(ゆか)」は実は風が吹かないとめっちゃ暑い。

それに比べて「床(とこ)」は本当に山の中の清流の上なので、超涼しい。

貴船自体が京都市街に比べて、3〜4度低くて涼しいのに、さらに「床(とこ)」は

川の上30cmぐらいなので、下手したらちょい寒ぐらい。

 

京都の人でよく言うのは、「川床料理なんて、あの料理の質であの値段ってキツイ!」って

ことなんだけど、川の上で天然のクーラー状態を味わいながら料理を食べる、

ってやっぱり一生に一度ぐらいやっといてソンはないと思う。

暑いから川の上で食べよう、って発想が素直でおもしろい。

貴船仲よし
この細い道沿いに流れる川の上はびっしり川床。

真夏の週末で川床料理、まずまず予約が埋まってます。が、川床料理を提供する店が、

貴船はにはだいたい15軒ぐらいあるので、2日前でもなんとかみつかる。

といっても、昼の部はダメで15時の部でした。

ほとんどの店が昼の部と夜の部の2回制。そしてたまに15時の部があります。

15時の部があった、「貴船 仲よし」でなんとか駆け込んだ、って感じです。

貴船仲よし道
お昼時はこの幅の狭い道に人とクルマがごった返します!

貴船までは出町柳駅発の叡山電鉄で30分ぐらい。

この電車自体、山沿いを走るレトロな電車で観光気分を盛り上げる。

「貴船駅」下車。京都市街とは一気に温度が下がり、別世界。

駅からはけっこう歩きます。20分ぐらい。バスも出てます。

クルマなら川床料理を予約しておけば、だいたい駐車場があります。

ですが、クルマ一台分ぐらいの幅の道を観光客がゾロゾロ歩いている中でクルマで行くので、

けっこう大変です。もうしょうがないです。京都でわかりやすい観光地、だいたいこんなもん。

貴船仲よし内観
こちらが「仲よし」。15時からの回なので空いてて逆によかった。

って、前置きが長くなった。川床料理「仲よし」については次の回へ。

貴船 仲よし
住所:〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町71
電話:075-741-2000
営業時間:11時00分~21時00分

京都府京都市左京区鞍馬貴船町71


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