京都洛北の紅葉「蓮華寺」の見ごろ時期、駐車場、オススメの見方について。
京都は洛北にある紅葉の名所「蓮華寺」の見ごろはちょっと早い。
2017年11月18日に行ったところ、もう大満足の超見ごろでした!!
ちなみに2015年の11月15日に行った時はまだまだでした。
行き方は、叡山電鉄で「三宅八幡」駅下車徒歩約10分、京都バスなら「上橋」下車徒歩1分。
と交通機関を使うとちょっと遠い。
なのでここはぜひ車をオススメしたい!
というのは、駐車場が無料!!
駐車場代だけで、1000円ぐらいかかるところが多いなか、ここはドライバーにありがたい。
実は京都洛北の紅葉スポットは駐車場無料がけっこう多い。
洛中に比べて田舎ですからね笑。
なので、洛中の定番紅葉はもう見たよ、って人にはぜひ洛北紅葉巡りを車で、ってのをオススメしたい。
高野の蓮華寺、岩倉の実相院、幡枝の円通寺、さらにはバスでは行きづらい、
大原方面まで足を伸ばせばけっこういい満足度の高い紅葉巡りができる。
オススメです。
で、話を蓮華寺に戻そう。
2017年11月18日の11時ごろに到着。
自家用車の駐車場6台のうち、2台分空いてた。
交通の便があまり良くない紅葉スポットは人が混まなくていい。
これほんと、紅葉観賞では重要なポイント。
門構えもひっそりとしてて、鄙びた感じが通好み。
正門をくぐるとそこはもう黄色の世界。イチョウの葉が全面に敷き詰められ、まるで黄色の絨毯。
と言いつつ、黄色のイチョウの落ち葉とカエデの赤もちょっと混じってるけどね。
黄色、赤、緑。雨に濡れた石畳もよし。
というか偶然にも蓮華寺、いつ来ても雨だなー。
が、雨と紅葉がとにかく似合うお寺なので、まさに天の恵み。
本当はイチョウの落ち葉をガサッと集めて、上にババっと撒き散らした衝動がすごい。
子供じゃないんだから。ていうか、この静謐な雰囲気でやっちゃダメだ。
正門から続く石畳のアプローチがいい感じ。
と、このへんはあくまで「蓮華寺」の序章に過ぎない。
やっぱり蓮華寺と言えばあっちの紅葉でしょう。
チャッチャラーー!!!
蓮華寺の紅葉と言えばこれでしょう!
暗い建物の中を通って、突然現れる大スペクタクル、横長のワイド感が衝撃的。
紅葉もガッツリ色づいております。ほぼ完璧な見ごろ。
池の上にせり出すように紅葉がグワッと。
この静謐な感じ。いくら写真を並べても伝わらない気がする。
これはその場に行かないとわからない空気感なので、ぜひとも足を運んでほしいものです。
透明度の高い池の水面をポツポツと打つ雨がまたいとをかし。
透明度が高すぎて、まるで枯山水の庭に水を張ったような感じ。
枯れてないけど枯山水って意味わからん。
縁側から本堂を望む。
蓮華寺に行ったら必ず見てほしい、個人的紅葉ビューがあります。
実はこの蓮華寺、撮影が許されている場所が限定されております。
いろんな人が写真撮ってますが、みんな同じようなアングルの写真なのはそういう理由です。
が、個人的には本堂から池方面を見た時の紅葉が一番すばらしい!!
本堂をぐるっと回って、もう一回、池の方に戻ってくると、紅葉の重なり合ってグワッッとくる!!
紅葉のグラデーションが一枚の絵となって、体を覆ってくるような感覚。
言うなれば、紅葉の絵が映し出されている映画館の大スクリーンの一番前にいきなり立たされたような見え方。
ここ、必見ポイントです!!
この写真、撮りたいけど、撮影NGなので、ぜひとも実際に行って体感して見てください。
もはやこの世とは思えない、どこかヤバい世界に入り込んでしまったかのような空間。
なんとなく、一礼して合掌して後にしたくなる紅葉スポットでした。
あ、あともう一つオススメの理由。
こちら、子供無料です! しかも中学生まで無料!
まー子供が喜ぶかどうかはわかりませんが、
京都の紅葉をガツンと子供に見せつけてやるならここはいいですよ。
が、団体の修学旅行生NGという、微妙なルールも存在します。
蓮華寺
大人 400円
大学生 400円
高校生 400円
中学生 無料
子ども 無料