「東福寺」紅葉、撮影NGが増えたのでオススメ撮影スポットを探す。
東福寺。京都の紅葉スポットの中でも超絶人気、超有名スポット。
個人的には「京都の5大有名紅葉スポットとは?」と聞かれたら、
東福寺、永観堂、南禅寺、清水寺、嵐山と答えるぐらい超メジャー。
(個人的に圧巻の5大紅葉スポットなら、永観堂、瑠璃光院、圓光寺、常寂光寺、蓮華寺、祇王寺かなー。
あ、1個多い!)
が、なんとその東福寺に異変がっ!!
写真撮影NGって! ありえないよ!!
おととし(2015年)ではなかったので、去年からなのかなー。
もちろん、全部じゃないけど、「そうだ、京都、行こう」キャンペーンになった2箇所、
臥雲橋からの撮影と、通天橋の一番の撮影スポットが撮影NGってひどすぎる。

はい、こちらが臥雲橋からの紅葉。これ2015年に撮りました。
この光景はもう、写真ダメみたいです。ひっどいなーー!
この時は、まだ紅葉が十分じゃなかったから、もう一回撮ろうと思ったのに。。
臥雲橋の警備員の横暴ぶりがこれまたすごい。
「撮影禁止ってお寺が言うてはるやろがっ!!」
とすごい剣幕。荒くれ僧兵も書くあらん。
白河法皇が詠んだ天下三不如意、
「加茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」
の山法師みたいだ。いや、ヒドい。がっかりだ。
遠方から来て、写真撮影NGと聞いた人の気持ちを思うと信じられないぐらいかわいそうだ。

気を取り直して、レポート。
2017年、11月24日9時ごろに来訪。
けっこうもう人います。
ほんとの朝イチに行かないと、とてもじゃないけど混雑回避はできないなー。
東福寺に向かう途中にも、あざやかな紅葉があちこちに。

特に好きなのがここ。臥雲橋に行く途中にあり、角が丸い塀のところ。
ここの紅葉は毎年、圧巻です。

日の当たる角度によって、表情が変わるのも紅葉のいいところ。

真っ赤な爆発したアートのようだ。
こりゃすげー。

さて、いよいよ臥雲橋。冒頭でも言ったとおり。。。

これですよ!! ありえないよ! マジで。
しかも警備員の怒鳴り声。京都の歴史上、最悪の紅葉スポットです。

ムカついたので、「撮影NG」の臥雲橋の直前から撮ってやった。
ぐうう、それでもこのクオリティ。
時期はバッチリだな。11月下旬、25日前後が東福寺の紅葉の見ごろでしょう。
ちゃんと橋から撮れたら、さぞかしきれいな写真が撮れただろうに。

拝観料を払って中へ。うーんすばらしい。
紅葉の林です。

あち、

こち、

超見ごろっ!!

どこを、

どう見たって、

絵になっちゃう!

紅葉の森を抜けて、今度は紅葉の谷へ。通天橋の下ですね。

こちらは紅葉の河原に紅葉の小川。全面、紅葉が視界をジャックして来ます。

紅葉渓谷。ちなみに東福寺に桜の木は一本もありません。
時の権力者から褒美をもらえることになった僧が、「褒美になにが欲しい?」と聞かれたところ、
「東福寺の桜の木を抜いてください。桜の木があると、人々が浮かれてしまい、修行の邪魔です」
と答えたため、と言われる。ほんとかなー。

臥雲橋から写真撮影NGのため、編み出した新撮影スポットがこちら。
臥雲橋ほどじゃないけど、紅葉の雲海な感じは出てる?
場所は、拝観料を払って中に入り、小川を渡り、通天橋の方へは行かず、その逆へ行ったところ。
ここはひそかな撮影オススメスポットです。

橋からの撮影にこだわらずとも、紅葉の森もいいなー。

さて、続きまして通天橋へ。
ここを通ると、もう出口まで引き返せない!
まだ、見足りない、という人は引き返してー。
強制的に出口に出ちゃいます。

ふと足元を見ると紅葉のカーペット。これも見逃せない。

朝日を浴びる紅葉はほんと燃えるよう。

いよいよ通天橋。紅葉の向こう側には方丈が。

通天橋より臥雲橋を見る。うーんまさに紅葉の雲海。
「雲に臥(横たわる)す橋」とはよく言ったものだ。

通天橋の真ん中は撮影NG! なのでそのエリアギリギリからのショット。
ピンとこないっすね。。
せり出した通天橋のテラスっぽいところを入れつつ、全体を撮りたいのに。

とまあ、そんな感じで通天橋を渡り終えると強制的に出口へ向かわせられます。
うーん見事な紅葉だけど、もうちょっと自由に見させてもらえませんかね。。
東福寺
9:00~16:00
8:30~16:30 11月のみ
JR京都駅から市バスで15分
JR奈良線・京阪本線東福寺駅から徒歩で10分


