京都版「めん徳二代目 つじ田」? そっくり!「麺匠 たか松」
蛸薬師通り東桐院西入ルにある「麺匠 たか松」。
四条駅から徒歩4分、烏丸御池から徒歩7分ぐらい。
京都のビジネス街にあり、平日ランチはサラリーマン、OLが圧倒的に多い。
確かにこの辺りでは、清潔な感じもあり、目立つラーメン屋。
サラリーマンが多いってことは、コスパも良く、リピーターも多いってことでいい店なのは明白です。
だって、同僚に「あそこ、そんなに美味くない」って聞いたらまー行かないですからね。わざわざ。
店内はザッツラーメン屋の店員、的な手ぬぐいを頭で縛る系であふれる。
もちろん、リーマンたちも。OLさんだって、小綺麗な店内なので入りやすい。
スープ割りと書いたポットが等間隔に置かれてるのも整理整頓がキチンとされてる感じ。
調味料の数が多い。
まずは黒七味。これは京都祇園の「原了郭」のもの。宮内省御用達の黒七味。
創業は1703年、元禄のころ。
赤穂浪士の一人、原惣右衛門元辰の子が創業。一子相伝の技法で現在に至る、歴史ある薬味。
って、「めん徳二代目つじ田」と同じ薬味をチョイス。
「めん徳二代目つじ田」は創業2003年、「麺匠 たか松」は2011年なので真似したのかな?
他に、黒胡椒、あおさのりなどのバリエーションあり。
紙エプロンが常備されてるのも、得点高い。
で、ラーメンです。何系かというと。。。さっぱり濃厚味?です。
鳥系のさっぱり旨味出汁系に魚介系をプラスした感じ。
客層に違わず美味しかったです。
学生だともっと、ギトギトした濃厚なラーメンが人気だけど、さすがにオフィス街、
もうちょっとさっぱりした感じが人気になるんでしょうね。
とはいえ、ラーメンでさっぱりしすぎると、やっぱり物足りなくなるので、そこはキッチリ出汁で濃厚に。
立地と客層をしっかりと計算した上でのラーメンだなーと思わずにいられない。
ちなみに、店の一番人気は「つけ麺」です。
長野の全粒粉を使った麺、動物系スープに魚介を加えたドロドロ系。
ん? この感じ、めちゃくちゃ「二代目 つじ田」に似てる。
スダチを絞るのも一緒だし、食べ方がカウンターに書いてるのも一緒。
「二代目 つじ田」
一、そのまま食すべし
二、三分の一食べたらスダチ、
三、残り三分の一で黒胡椒。
「麺匠 たか松」
一、まずはそのまま
二、タマネギを入れて食べて
三、スダチ、黒胡椒を入れて、
四、スープで割って。
「二代目 つじ田」もだいたい最後は言われなくてもスープ割りする。
「麺匠 たか松」はタマネギを追加したぐらいの差しかない。
あれ? これはコンセプト、ややパクってる? いや、これは完全に意識してるね。
全体的に和な感じがそっくり。さらに店のデザインもどっちも家紋を使ってるし。
京都の「二代目 つじ田」と言ってもいいくらい。許可取ってるのかな。。
鶏の漬け丼もいってみた。
こちらもさっぱりでいい塩梅。
なんだけど、こちらも「二代目 つじ田」のチャーシューご飯を鶏にしてみました、的な感じがしてならない。。
うーんこれは大丈夫なのだろうか。もはや「京都の二代目 つじ田」と言えるでしょう。
「麺匠 たか松」
京都府京都市中京区一蓮社町312
10:30~23:45
075-252-8270