京菓子の名店「京都三条菓子司 寛永堂 四条本店」で買うべきは黒豆茶スイーツ
京都四条通りの堂々たる店構えが印象的な「京都三条菓子司 寛永堂 四条本店」。
寛永堂と名乗るだけあって、創業は寛永七年(1630年)!!
388年前創業って。すごいね。。
最寄り駅は河原町駅で徒歩3分。祇園四条からも徒歩3分ってとこ。
名物は黒豆茶羊羹、黒豆茶、黒豆茶ぜりぃなど。
そう、黒豆茶を使った御菓子が代名詞。
京都丹波の黒豆をこれでもか、とばかりに上品に、風味豊かにスイーツに仕上げるのがお得意。
ちなみに、京都の和菓子屋さんで見る「菓子司」の「司」の字。
これが入ってる和菓子屋さんは上等です。
昔、白砂糖が希少だった時代、「司」の文字が入ってる和菓子屋さんのみが白砂糖を使えたそうで、
こういう和菓子を「御菓子」、呼び方も「おんがし」と呼びます。
覚えておくと、ちょっと鼻高ですし、街中を歩いていて、和菓子屋さんの暖簾を見て、
「お、ここのはちょっと上等な和菓子だな」とわかりやすくて便利。
公家から和菓子を作ることを許された、献上されるような和菓子を代々作り続けてきた、と思って間違い無いでしょう。
黒豆茶以外の和菓子もほんと多い。
寛永堂のこだわりとしては、飾り気がなくとも、上質の素材と熟練のワザで美味しさを追求すること。
実際、黒豆茶の滋味あふれる風味が上品でありながら、ストレートに来る。
黒豆って美味いんだなーとここの和菓子を通して思ったほど。
店内を物色しているだけで、あっという間に時間が過ぎていく。
と、店内をふらふらしてると、あっという間に「大納言清澄」とこれまた名物の黒豆茶が振舞われてしまう。
すみませんねー。御気遣いなく。と言いつつ、パクパク、ズズッーーと。美味いなー。
「大納言清澄」は大納言小豆を寒天で閉じ込めたもの。素朴な味わいです。
そんなにスイーツ好きじゃない男子でも、これは美味いと思ってしまう。
甘さがくどくなくのがいいな、やっぱり。
黒豆一粒一粒にフレーバーがついた「丹波黒」。
黒糖やキナコなど、種類豊富。何粒でもパクパク食べてしまう。
「黒豆香」。寛永堂オリジナルのお煎餅。当然黒前がガッツリ入ってます。
「寛永傳」。北海道産最高級大手亡豆製の白餡が入ってる。
こし餡最中の「花千歳」。いろんな和菓子がありますなー。
はい、出ました名代「黒豆茶羊羹」。甘い羊羹に黒豆茶の香ばしさが見事に調和。
これは京都限定です。
「海中くず湯」もあります。これは単価が安いので、お土産に良さそうです。
四条本店は二階にカフェもあるので、これらの味を確かめることができます。
京都のお土産選びに迷ったら、ここのを買っておけば安心でしょう。
京都三条菓子司 寛永堂 四条本店
京都市中京区先斗町四条上ル柏屋町171-3
075-229-6282
0120-156-886
9:00~22:00
定休日:なし
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