【MAVO】京都フレンチでいま最も攻めてる店、その実力は?〜前編〜
京都でフレンチ、あまり馴染みがないですが、コレがけっこうある。
町家をリノベーションして、外観は町家、中は和と洋のミックスな空間でフレンチを出す、
なんてのが実は多く、これはこれでシャレてて人気があったりする。
そこへ行くと「MAVO」は町家ではないけれど、京都でいま最も旬なフレンチの一つと言っていい。
数年前にオープンした時から、ワインと料理のペアリングだったり、そのびっくりするぐらい、
カラフルな料理だったりで話題となった。
京都の食べログランキングでも28位、4.20という高得点。
フレンチとしては京都で1位と評価高い。
で、今回はティーペアリングという、料理ごとにぴったりのお茶をサーブする、
というこれまた斬新なコンセプトを打ち出しており、行ってみることに。
場所は「祇園四条駅」から八坂神社方面に徒歩10分ほど。
東山安井の交差点の近くです。
町家の小路を進むと見えてきます。
店内はきっちり洋風。オープンキッチンで厨房と客室が一体となった感じ。
ティーペアリングらしく、最初にお抹茶。お茶碗は京都らしく楽茶碗。
氷は入れるか入れないかを確認されます。
内閣総理大臣賞を受賞した宇治白川の辻喜代治氏が作るお抹茶。
しまった! 氷入れたら抹茶の割合が少なくなる笑。
オリーブとなんだっけ?
いろいろ説明してくれるんだけど、サーブがフランスの方で実はよく聞き取れない笑。
一生懸命説明してくれるんだけど、発音のイントネーションがどうしても違うので、
聞くのがちょっと疲れてしまうんだ。。ごめん。
こちらがこの日ティーペアリングで出されるお茶。
お茶というよりもはやワインのように色鮮やか。
普通の日本茶というよりは、そこにローズやビーツ、ハーブや香辛料などいろいろなブレンドをする。
まーとにかくキレイです。
ビールのような色味のお茶。ほうじ茶のスパークリング。ぐいぐいっと飲む。
最初はやっぱり多めの水分でノドを潤したい。
そういう意味ではなるほどピッタリなお茶。
お茶は福岡の八女茶だそうです。「マツコの知らない世界」でも取り上げられた事もある高級玉露の産地ですね。
一発目のお料理は「始まりはたまご〜 シグネチャー」。
メニュー名がかなり独創的でなんのことだかよくわからない笑。
たまごの黄味とリンゴ、さらにイクラなんかが入っててさっぱりとしたフレッシュな味。
意外な組み合わせが合う。
二品目のお茶。こっちはいかにも赤ワイン風。
ローズとビーツがこの色味を出しているそうな。
パテと大原の野菜。ん?このあたりからお品書きと違ってる?
まーでも美味しいからいいか。
お茶が久々に緑茶に。というのも次の料理が。。
稚鮎。お品書きだと「稚鮎 初夏の薫り 薫り 記憶」。
す、すごいメニュー名。もはやメニュー名なのかコンセプトなのか本のタイトルなのかわからなくなってきた。
わざと順番をずらして書いてあるのか、余計わからない笑。
「consomme W 初心 バスク風 上田さんの野菜」なんてのも。うーん。
まー美味しいからいいんだけどね。。
で、稚鮎。クリスピーな衣に苦味が最高の稚鮎と蓼も入っていそうなお茶とよく合う!
これはヒット!!
鮎の下に敷かれ、川の流れに見立てた一見そうめん風の細いパスタのジェノベーゼも美味しい。
ガスパチョもさわやか。これは和と洋、お茶と料理、すべてがきれいにマッチしたんじゃないでしょうか。
けっこうまだまだ料理が出てくるので後半へ続く。
MAVO
京都府京都市東山区下河原通上弁天町440 舞風館 1F
075-708-6988
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