“絹ごし緑茶てぃらみす”で名高い「一乗寺中谷」は和洋折衷菓子の総本家
名物「絹ごし緑茶てぃらみす」で有名な「一乗寺中谷」。
叡山電鉄の一乗寺駅から徒歩5分。
宮本武蔵の吉岡一門との決闘の地、一条下り松はすぐ近く。
和の素材を使った洋菓子の代表とも言える「絹ごし緑茶てぃらみす」。
インターネットの予約販売でも4か月待ちの超人気スウィーツ。
和食の料理人だった主人が実家の和菓子を継ぎ、奥さんがパティシエールだったこともあり誕生。
よく、タイプの違うものを合わさった時の形容詞として、
「なんとかとなんとかのマリアージュ(結婚)」と言うけれど、
こちらの場合、本当にマリアージュだったりする。
店構えは純和風。「絹ごし緑茶てぃらみす」以外にも「でっち羊羹」など人気商品あり。
テイクアウトのコーナーも充実。手土産に使えそう。
かたや、ケーキ類も充実。洋菓子と和菓子が半々ぐらい。
店内はカフェのよう。イートインできます。
出ました! 絹ごし緑茶てぃらみす。
インターネット通販だと升に入ってるけど、店内だとこんな感じ。
抹茶、豆乳、フロマージュブラン、白あん、生クリームが折笠ってしっとりふわふわ。
抹茶は「柳桜園さんのお抹茶」を、丹波産の小豆、黒豆と、素材へのこだわりも手抜きなし。
確かに和菓子らしさもあるし、もちろん洋菓子らしさもある。
それが全然違和感ないのがすごい。
抹茶パフェなどに代表される抹茶スウィートとかって、なんであんまり海外進出しないんだろう。
中国圏の訪日外国人はけっこう抹茶スウィーツ好きだけど、欧米人はそこまで聞かないなー。
ちなみに「一乗寺中谷」はまだ日本人ばかりでした。
他にケーキはもちろん、シュークリームなど洋菓子たくさん。
ざるわらびなるメニューも。和洋折衷菓子がたくさん。
二代目のご主人はまだまだ若いので、これからさらに和洋折衷菓子が誕生しそうな予感。
一乗寺中谷
京都市左京区一乗寺花ノ木町5番地
9:00~19:00
水曜日(11月は不定休)
075-781-5504
075-711-1793