京都の漬物と言えばの「西利 本店」はとにかく種類が豊富でお土産に便利。
京都の漬物と言えば、よく目にする「西利」、なんですが意外と歴史は浅い。
創業は昭和15年。京都では老舗とは言い難い。なんでここまで有名になったんだろう。
大抵の京都のお店は、HPとかに創業の歴史が載ってたりするのに西利は一切なし。
これまた珍しい。不思議だ。京都で一番有名な漬物のお店と言っても過言ではないくらいなのに。
誰か教えてください。
で、西本願寺の門前にある「西利 本店」。
外観はもっと町家の堂々たる古めかしい本店を想像していたのでちょっとびっくり。
そりゃ昭和創業なら、町家のほうが不思議なんだけど。
最寄駅は京都駅になるのかな。徒歩だと20分くらいはかかりそう。
店内入るとズラーーーっと漬物、つけもの、ツケモノ。
すごい量。商品開発意欲があふれる店内。
試食し放題なのもうれしい。
ちょっと京都観光で歩き回って疲れた時に入ると、塩分の補給ができる笑。
と言うか、そんな時に漬物食べるといつもより美味しく感じて、
ちょっとお土産に買っておこうか、安いし、ってなりそう。
しば漬け、すぐきなど京つけものの定番でないものはない、って感じ。
いっぱい種類があって悩むなー。
壬生菜の漬物も京都らしいですねー。
京都限定の「梅小路漬け」は大根を梅肉と糀の漬け床で漬けたモノ。
まー絶対美味いでしょ。
乳酸菌ラブレが入った漬物。
この商品開発力が西利がこれだけビッグネームになった理由な気がする。
京漬物寿司なんてのも。あーさっぱりしていいかもね。
いつくかの漬物を選んでセットにするお土産もいいかもですね。
確かにペロンと一袋だと、なんだ様にならんって時にニーズがありそう。
ケースもしゃれてる。
で、結局買ったのは「ゆかりむらさき」。
刻んだキュウリを紫蘇、ショウガ、ミョウガで漬けあげました。
そりゃ美味いでしょ。だって好きなものしか入ってないし笑。
ご飯と合わないはずがない一品。美味い。
家族であっという間。次食べようと思ったら、もう全部家族に食べられてた笑。
それにしても、京都の人は「おしんこ(お新香)」って言わないですか?
あんまり京都で聞かない。料亭行くとだいたい「香の物」って書いてるけど。
調べてみると、おしんこはもともとは浅漬けのことを指していたけど、
今は大根の漬物を言う、って書いたあったりしたけど、それってたくあんじゃない?
別の記述だと、平安貴族の遊びから来てる、なんてのもあったしで。
それだとむしろ京都が発祥ですけどね。
まー美味しければいっか。
西利 洛中、西本願寺前 本店
8:30〜19:00
(075)361-8181
京都市下京区西中筋通七条上る菱屋町150-1