京都でむちゃくちゃ怖い閻魔様に会える!【千本ゑんま堂(引接寺)】
京都の「千本ゑんま堂」。本尊の閻魔様の御尊顔を拝謁したくやってきました。
場所は京都駅から京都市営バス(6・46・59・206系統)で約30分、「乾隆校前」下車すぐ。
車で行くのもいい。洛中では珍しく無料駐車場があります。
場所はこちらが「千本ゑんま堂」。
なんか殺風景だなー。
一応、昼は宮中で働き、夜は閻魔様の右腕として働いた小野篁が開基とされてます。
かなり由緒正しきお寺なんだけどな。。
はい、こちらがお堂。あんまりパッとしないなー。
お堂の中。あのガラスの向こうに閻魔様がいます。
実は拝観時間が決まっている模様。
朝の9時ころに行ったところ。拝観者は自分一人。
しばらくすると、おばさんが一人やってきて、お堂の中へ案内してくれました。
お堂の中でおばさんと二人きり。。。
これはなかなか気まずい。。
が、そんな心配をよそに、このおばさんが一人でめっちゃ解説してくれます。
そしていよいよ閻魔様とご対面っ!!
撮影禁止ですので悪しからず。
とにかくデカイっ!! 迫力あります。これは一見の価値あり。
おばさん曰く、閻魔様はなんとお地蔵様の化身なんだそうです。
こんな怖い顔してるけど、道ばたで人間を見守ってくれてるお地蔵さんだったのか。
そのほか、「千本ゑんま堂」が戦国時代に日本に来た宣教師、
ルイス・フロイスの「日本史」にも登場していること、
織田信長が上杉謙信に贈った「洛中洛外図屏風」にも描かれていること、
閻魔様の舌は香木の伽羅でできていること(ほんとかな?)、
さらに、お花見の時期には境内にある「普賢象桜」が有名だと言うことも説明してくれます。
「普賢象桜」はほとんどの桜が散った後に咲くので、お花見時期を逃した観光客におすすめ。
花びらごとに散るのではなく、ボトっと花ごと落ちるそうです。
それは確かに見てみたい。
と、だいたい20分くらいかけての解説が終了。
境内を回ってみる。
小野篁像もある。
「源氏物語」の作者、紫式部の供養塔が。
いまいち関連性がわからず。。
おみくじはやっぱり閻魔様。
「ゑんま様のお目こぼし」。こちらはあられのお菓子。
またお花見に来てみよう。
千本ゑんま堂
京都府京都市上京区閻魔前町34
075-462-3332