京都から高知旅行その二 奇祭「絵金祭り」を見に行く!




とある夏の日、京都から高知へ旅行。

というのも高知で毎年行われてるお祭りに

一生のうちに一回は行きたいと思っていたから。

その名も「絵金祭り」。

江戸時代末期、高知県、香南市に流れ着いた絵師・金蔵が町の人に頼まれ、

芝居絵をメインとした屏風絵をたくさん描き残しました。

その屏風絵を町の人が夏の夜に一斉に家の前に並べるのが「絵金祭り」です。

暗闇の中、蝋燭に光だけに照らされたおどろおどろしい屏風絵が並ぶ通り。

なかなか幻想的な光景です。

絵金祭り15

夕暮れ時。提灯にあかりが灯り、幽玄な雰囲気に。

絵金祭り16

夕飯はちゃちゃっと露店で食べちゃうのがオススメ。

テーブル用意してる露店もあり、巻すしを注文したら、

高知らしく「カツオ巻き」!

これは美味いっ!

絵金祭り6

通りの家々が屏風絵を自慢げに飾っております。

蝋燭ってのもいい。

金蔵は江戸で狩野派に師事し、かなりの腕前だったそうです。

が、あまりの上手さに妬みもあってか、盗作疑惑が起きてしまい、

江戸を離れることになり、香南市に住み着くことに。

人生、いろいろあるんですね。

絵金祭り2

すっかり真っ暗に。これは雰囲気いいなー。

正直、絵のタッチ自体はそんなに好きなタイプじゃないけど笑。

絵金祭り1
絵金祭り3

「佐倉義民伝」の一幕だそうです。

重税を将軍様に訴えたことで処刑された、とのこと。

ちょっと悲しい話です。

絵金祭り0

それにしても色彩がビビット。

絵はおどろおどろしいのですが、雰囲気は完全にお祭り。

なので、意外と子供も楽しめるのもいい。

絵金祭り12

スーパーボールすくいやクジ、さらにはお化け屋敷など、

けっこう遊びのテキ屋が出てます。

絵金祭り7

雰囲気のいい家屋では、ちょっとカフェっぽいところも。

コーヒーやかき氷なんかを売ってます。

絵金祭り11

もう絵金関係ないけど、めちゃくちゃ美味かったかき氷屋さん。

高知の山の中でブルーベリー農家をやってる方が、

ブルーベリーソースをかけたかき氷を売ってました。

これがヤバイ。とろとろっとしたシロップの中にはブルーベリーがゴロゴロ。

新鮮さ、くどくない甘み、いやーこれは美味い。

絵金祭りに行くならここのかき氷はオススメです!

 

京都府京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町33-39


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