イチオシ京都のお土産【中村藤吉京都駅店】抹茶パフェに並ぶ京都のスイーツ「ほうじ茶チョコ」
京都でラストの観光、お土産を求めるなら「中村藤吉京都駅店」をおいて他にない。
カフェとして最後の京都らしさを楽しむのもよし、最後のお土産を買うもよし。
とにかくオススメなのはほうじ茶チョコ。
京都駅は広く、場所がけっこうわかりづらいのでご注意を。
京都駅の中央通路のちょうど真ん中あたりに「SUVACO」というエリアがあります。
その入り口付近にエスカレータがあるので、こちらからさらにもう一階上がったところにあります。
マル十の暖簾を見つけたらそこが「中村藤吉」。
マル十と言えば薩摩藩島津ですが、全然関係ないみたい。
見つけづらいところにあるのにカフェはいつも並んでます。
もちろんチョコだけじゃなく、お茶もたくさん売ってます。
ただスイーツの種類もハンパない。お茶とスイーツ五分五分くらいのラインナップ。
抹茶だんご、抹茶ようかん、抹茶飴などなど。。
まーすごい抹茶スイーツのラインナップ。
生チョコレートもあります。
ほうじ茶味、抹茶味共に1296円。
これも美味いんだろうな。
さて、その中でも必食の一品はこの「濃いめのほうじ茶チョコレート」648円。
チョコとしてこれほどクオリティの高いチョコはそうそうない。
ほうじ茶の香ばしさ、渋みとチョコの甘さ、カカオのトロけるような舌触りの融和。
これ以上ない一品です!!
味が、美味い!! 格式や歴史、そんなの関係なくただただ美味い。
ぶっちゃけ、銀座にも支店があるので、ワザワザ。。という気もしないでもないが、
とにかく美味い! いわゆる「出会いのもの」ってヤツの最上級でしょう。
「出会いのもの」でよく出てくるのが「ビール」と「鮎」。
鮎の身の甘さ、はらわたのほろ苦さがビールの苦味と爽快さがマジで合う。
そりゃあこの上ないマッチング。
そのレベルで「ほうじ茶」と「チョコ」は合う。
さて、この「中村藤吉」。
なんと「抹茶」と「アイス」を初めてマッチングしたお店。
「抹茶アイス」、「抹茶パフェ」を産み出したお店。
そのお店の最新作にして、まだあまり知名度がないのが「ほうじ茶チョコ」。
すごいな「中村藤吉」。ほんとに野心的で、まさに伝統と革新を地でいく老舗。
一度、ご賞味あれと思わずにいられないスイーツです。
「カンブリア宮殿」でも紹介された「中村藤吉」。
ついに東京、銀座のギンザ・シックスにも出店しちゃいました。
「抹茶アイス」を世に出した時、京都宇治の仕事仲間たちからは、
「中村藤吉はもうお茶の卸しは辞めたらしいよ」と揶揄されたそうです。
なんか老舗同士のギスギスした感じが伝わる話です。
最近では「井筒八ッ橋本舗」が「聖護院八ツ橋総本店」を訴えるなんて事件もありました。
「井筒八ッ橋本舗」が創業文化二年(1805年)なのに対し、
「聖護院八ツ橋総本店」は創業元禄二年(1689年)。
「井筒八ッ橋本舗」は「その時代にはまだ八ツ橋ないよ!」ってことらしい。
うーん、もうなんだかなー。なんか後味ほろ苦くなってしまいました。
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