「京都府庁旧本館」で開催される「京都こだわりマルシェ」に行ってみた。
京都と言えば、日本風の歴史ある街並み、建築がたくさん残っているイメージですが、
古い歴史を持つ街、当然、洋風の古い建築もたくさん残っています。
その中でも、トップクラスにかっこいいのが「京都府庁旧本館」。
幕末には京都守護職があった場所、というのも幕末ファンにはゴクリとさせられます。
丸太町駅から徒歩10分。この辺りは京都でもなんだか静かなところです。
そんな中、突然ドーンと広大な敷地とでかい建物が見えて来ます。
それが「京都府庁旧本館」です。
この日はたまたま「京都こだわりマルシェ」が開催されていた日。
おっと! いつかは行ってみたいと思っていただけに、これは一挙両得!
ルネッサンス様式の堂々たる風貌。国の重要文化財。そりゃそうでしょう。
映画の撮影なんかにも全然使われそう。
コスプレの撮影会なんかにも使われているそうです。
現在も執務室などが使われており、創建当時の姿を留める現役の府庁舎としては日本最古だそうです。
1904年の竣工。日露戦争の1年前かー。すごいですね。
これはもうタイムスリップしたかのようなリアルさ。
東京に還都したあとに、これだけの庁舎を作るってなんか京都人の心意気が伝わりますね。
後ろ手に階段を登るスーツ姿の男性が絵になる。
まるで当時の京都府長みたいだ笑。
カツーンコツーンと大理石の階段に革靴を響かせながら、
これからの京都をなんとか繁栄させようと思案しているかのよう。なんてね。
創建当時にあった屋根棟飾り。
洋風建築だけどしっかり日本の匠の技術が反映されていますね。
きれいな階段ですねー。
なんかチョコレートケーキみたいなカラーリング。
食べられそう笑。
けっこうすごい建物なんだけど、ほとんど話題にものぼらない。
forgotten placeって感じ。
旧本館の通路。意外に壁とかボロボロ笑。
そりゃほとんど使ってないですからね。それにしてももったいなー。
なんか使い道、他にもっとあるだろうに。
ホテルとかにすればいいと思うんだけど。立地が厳しいのかなー。
窓枠から中庭を見る。
明治時代にタイムスリップしたよう。
中庭、けっこうワイルドだなー。
と、そう言えばマルシェもやってます。
野菜はもちろんのこと、はちみつやコーヒーなど、ハーブなど、とにかくオーガニックっぽいのが並ぶ並ぶ。
どこから見ても絵葉書になってしまいそうな空間。
ジョエルロブションとか買い取ってレストランにでもしてくれないでしょうか笑。
または三井アウトレットパークに買い取ってもらって、アウトレットにするとか。
せっかくいい建築物なので活用できるよう再生してほしい。
会議室ごとにテナント入れてアウトレット、またはショッピングモールとかどうですか、
アパレル関係のみなさん!
議会場はフードコートにするとかどうですか。
絶対ウケると思うんですけど笑。
そこまでやると、文化財として保存感がなくなり過ぎますかね?
でも使われないより、使われた方がいい気がするんだけどなー。
京都府庁旧本館(総務部府有資産活用課)
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
075-414-5435
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