京都人が好きなラーメン1位!【新福菜館】黒いスープの理由とは?
京都のラーメン屋で創業70年の歴史を持ち、一番長く愛され続けてるのが「新福菜館」。
いまでも京都のラーメンランキングでトップに君臨し続けるラーメン屋です。
場所は京都駅から徒歩5分ぐらい。
駅から近いので、「あと一箇所ぐらい京都観光しておきたい!」なんて時にも便利だし、
京都駅に朝早く着き過ぎた! なんて時にも便利。
なぜなら朝9時からやってますから。朝ラーできます。
(ちょっと前までは7:30分からでしたが、9時になりました)
そして夜も22時までやってるので、新幹線の東京行き最終電車でも大丈夫です。
京都駅北口を出て、目の前の塩小路通りを右に、高倉通りと交わる交差点「高倉塩小路」を右に曲がって、
30Mぐらい行けば見えてきます。というか行列が。
この行列、実は隣も超有名ラーメン店「第一旭」だったりするので、遠くから見ると不思議な人だかりに見える笑。
一瞬、うわーあんなに人並んでるなら諦めよっかな、と思ってしまうが有名店2軒分ですから。
1軒分の行列はだいたい10名ぐらいの行列なので、ラーメン屋さんですからね、すぐ入れます。
自分の時も10分ぐらいで入れたと思います。
店内はタイルと蛍光灯のリアル中国スタイル。
いかにも香港や台湾にもありそうなタイプの内観です。
メニューも基本的にラーメン一本勝負!という潔さ。
王道の中華そば(並)700円。
これが京都ラーメンの頂点に君臨し続けるラーメンです。しかも戦前からという長い間。
まず目を引くのはこの黒いスープ。
どうやらたまり醤油の黒さらしいです。
基本的にスープは秘伝ですが、いくつかの醤油をブレンド、スパイス、
チャーシューを同時に煮込むとこんな色になるそうです。
赤出汁の味噌汁のように味は見た目ほど濃くなく、むしろあっさりです。
あっさりなので、スープをよく飲んじゃいますね。
味があっさりしてるので、すすった麺と同じぐらいの量のスープをれんげで飲む、を繰り返して食べました。
京都らしく九条ネギがたくさん乗っているのも、観光者にはうれしいですよね。
麺は中太麺でいかにも昭和らしい麺です。
と、もう一つ、必ず食べておきたいのがチャーハン。いや、関西でいうヤキメシです。
ちなみに、チャーハンとヤキメシの違いは、もちろん、炒めると焼くで違うんですが、
一応、卵を焼いてからご飯を入れるのがチャーハン、ご飯の後に卵を入れるのがヤキメシです。
と、話を戻して新福菜館のヤキメシ。香ばしいです。なんだろ、醤油が焦げた感じなのかな。
味は見た目の割にやっぱりあっさりしてます。
これをラーメンのスープと交互に食べるのがいいですねー。
基本的に見た目のワリにあっさりしてるので、おそらく段々と病みつきになる系のラーメンですね。
けっこう、新福菜館のラーメンに期待して行った人が「京都人が言うほどでもなかった」
的なことを言う人がいますが、その理由はこの一度だけじゃなくて、
何度か来てるうちにだんだん好きになる感じ、だからでしょうね。
新福菜館 本店
京都府京都市下京区東塩小路町569
075-371-7648
9:00~22:00