【澤井醤油本店】京都御所のすぐ近くに構える老舗のお醤油屋さん。





京都に来て間もないころ、友人からプレゼントをもらった。

確か誕生日プレゼントか何かだったと思うが、誕生日プレゼントでお醤油って、

京都ならではだなーと思った経験がある。

で、その醤油はサラッとした、いわゆる薄口醤油。

関東にずっといたので、お醤油は濃口、とまったく疑いもなく使っていたのだが、

これはまさに目からウロコ。全然こっちのほうが好み笑。

なるほど関西では薄口が好まれるのがよくわかる。

ドボドボっとした濃口に比べると、やっぱり素材の味が上手く引き出せている気がする。

塩気もけっこうあるので、食べ物の表面にヒタッとたらす程度がいい。

断然、薄口醤油のほうが好きになった。

実は昔から、特にお刺身を食べる時、お刺身にお醤油を普通につけて食べるけど、

なんかお醤油の味が濃くてベストじゃないんだよなーと思ってた。

「お刺身用醤油」も各メーカーから出てるけど、なんか甘かったりで具合がよくない。

そこへ薄口醤油と出会ったわけで、いまはお刺身には薄口醤油。

薄口醤油に開眼させてもらった友人には本当に感謝です。

それにしても、そう考えてみると、京都に来て目からウロコの食べ物ってけっこうある。

まず、ハモ。東京ではほとんど食べなかったのに、いまでは夏が来ると食べたくて仕方ない笑。

次に、半熟じゃないタマゴサンド。関西では定番ですよね。

京都に来る前は、あんなだし巻き玉子みたいの挟んじゃって、ジューシー感が魅力のタマゴサンドのよさ、

殺しちゃってるよ、って思ってたのに笑。

これはこれで味わい深くて美味いんだよなー。

あと、鯖寿司。これも酢の量、熟成のタイミングにこだわり抜いた京都の鯖寿司を食べたら、

もう鯖寿司の格が上がっちゃったんだよなー。これだけ鉱物を増やすとは。さすが京都。

澤井醤油本店16

と、だいぶ前置きが長くなってしまいました。

その友人がプレゼントしてくれた醤油がこちらです。「澤井醤油本店」。

「今出川駅」から徒歩8分ほど。京都御所のすぐ近くにあるので、京都御所に行った際はぜひ立ち寄りたい。

澤井醤油本店1

創業明治12年。もはや京都にいると「明治か? 意外に最近なんだなー」と思い始めている自分に驚く笑。

鷹峯の「松野醤油」は文化二年だし。

が、京都でお醤油一本でやってる店となると案外少ないので、老舗と言っていいでしょう。

澤井醤油本店17

蔵も大きくていかにも「いまでも昔ながらの方法で作ってますよー」って感じ。

実際そのようです。

澤井醤油本店6

店内は大きな樽がいくつも陣取ってます。

奥にはさらに樽があり、見学を希望すれば見せてくれるそうです。

澤井醤油本店7

基本的には作業場がメインで、売り場とても小さい。

これ、京都の老舗のお店にありがちな構成。個人商店が多いからしょうがないね。

澤井醤油本店4

ズラーーとお並んだ醤油の数々。一口に醤油と言ってもいっぱいあるなー。

薄口、濃口、刺身醤油、ポン酢、二度熟成醤油、出汁醤油などなど。

澤井醤油本店13

このへんがメイン商品ですね。

「京だし醤油」なんて京都土産としてそそります。

しかもこのサイズなら、味が合わなかったとしても使いきれる、ありがたいサイズ。

澤井醤油本店10

こちらはもろみ醤油。「長期熟成ともろみ独特の香りのよさが自慢です」とのこと。

味が濃いステーキなんかにかけると、力負けしなくていいかも。

澤井醤油本店8

こちらはニンニク醤油。実はこの日購入したお醤油はコレ。

大好きなニンニク入りで、コレは何かと使えそう、と思ったのですが、

ニオイがけっこうキツイです。生乾きの洗濯物のようなニオイで大失敗。

さらに、このサイズの瓶のワリに口が広くて毎回、ドボドボかけ過ぎてしまう。

コレは改善の余地ありです。

澤井醤油本店11

こちらは醤油飴。初めて聞いた!

缶が色鮮やかでお土産によさげ。どんな味なんだろう。

澤井醤油本店14

醤油ラスク。澤井醤油の名物です。

お土産にぴったり。

澤井醤油本店12

西陣のトートバックも。なんか微妙に醤油関係なくなって来ちゃってるよ。

澤井醤油本店15

Tシャツも。コレはちょっと欲しい!!

が、醤油屋さんでサイズとかいろいろ確認するのめんどうなので今回はスルー。

いろいろ気になるお醤油屋さんです。

 

澤井醤油本店
京都府京都市上京区中長者町通新町西入仲之町292
075-441-2204

 

 

京都府京都市上京区中長者町通新町西入仲之町292


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