京都一、旬なラーメン屋「極鶏」は本当に美味いのか?
いま京都で最も旬なラーメン屋と言っていいでしょう、「極鶏」に行ってきました。
このラーメンを食べたいがために全国からラーメン通たちが集まってくる、
スープがもはや濃すぎてカルボナーラ、
など数々の伝説エピソードがあるラーメン屋、嫌が応にも期待が膨らみます。
実は、以前、休日のお昼、12時前に行ったところ、
まさかの整理券が配られており、15時ごろの案内になると言われ、
「それはムリ」と断念した苦い経験が。。
というわけで、今回は平日の昼間、しかも開店直後の11時40分に到着。
お店の前には8人、店内も8人ぐらい並んでいました。
回転率の高いラーメン屋、これならなんとかなるだろう、ということで、
並ぶこと20分強、まずまずの速さ。
店内はカウンター5席、テーブルが2〜3卓って感じ。
ラーメンも5分もしないうちに出てくる。
やっと対面できたかぁ。と感動もヒトシオ。
が、第一印象は「器、小っちゃ。。。」。
サイズ的には博多の屋台ラーメンぐらいのサイズ。
あのさらっと食べる感じ。そっかー、小さいのかぁ。
トモアレ、ご対面。ドロッドロのスープ。
スープの液体感が少なすぎて、
麺と麺の間にスープが入って行かず、間が空洞になってます!
こりゃ確かに聞きしに勝るドロッドロ感ですな。
スープ飲む。あれ、これはあれだ、天下一品だ。天一のスープの味とベースが超似てる。
天一のより塩味ややうすいかな。でもドロッドロ感は天一どころじゃない。
塩味 = 天一の0.8掛け、
ドロみ = 天一の5倍
といったところか。
よく「極鶏」のレビューを見ると、「濃厚なのにさっぱり」とあるが、
これは、スープのドロみが濃厚と錯覚させ、塩の薄味がさっぱりと言わしめてる気が。。
スープのドロみは、煮すぎてジャガイモが豚汁の中に溶け込んだような感じ。
麺は最初、やや硬め。が、食べてると熱で、
段々いい感じにスープに馴染んでくる。
ただ、もちろん美味しい。だって天下一品好きだし。
メンマは歯ごたえもよく上質、チャーシューも肉厚でしっかり。
特に良かったのはネギ。ネギにかかった七味系のスパイスが秀逸、これ美味い!
「赤だく」という辛子系のメニューがあるけれど、それは美味いことでしょう。
というわけで、美味しいです。なんだけど、正直、一回で十分かなぁ。
スープが特徴的なのはわかるけど。
人の好みに依りますが、ここまで並ぶほどではない気がする。
普通に天一のほうがいいかなぁ。
満足度 ★★★★
極鶏
075-711-3133
京都府京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7
11時30分~22時00分(通し営業)
※スープが無くなり次第営業終了
ランチ営業、日曜営業