京都の夏の風物詩・川床料理!貴船「仲よし」で涼しげランチ【2】
前回、前置きが長くなってしまいやっと川床料理「仲よし」です。
人も少なくなっていい感じになった15時。珍しい夕方スタートの回でいただきます。
注文したのは「竹コース」8750円。そう、手軽に2〜3000円ランチってのがない。
ワンランク下がった「ミニ会席」6700円なんてのもありますが、基本このぐらい。
まー場所代でしょう。とはいえ、ちゃんとコース。
先付、向付、焼物、炊合せ、蒸し物、天ぷら、ご飯、香の物、水物です。
実は貴船には「流しそうめん」をやってる店が一軒だけあり、そこは1500円とリーズナブル。
まあ、今回はバッチリ川床料理を味わいたいので、それは別の機会に。
「仲よし」のお座敷はこんな感じ。川の流れがけっこう早くてザーーッと豪快な音を立ててます。
これは雅というより、かなりワイルド。楽しい!
段差のあたりは豪快。足だけ水に浸けて野趣溢れる楽しさ。
子供が落ちたらけっこう流されそう。
さて、お料理。先付と向付が最初に一緒に出される。まー旅館料理と思っておけば間違いないでしょう。
抹茶豆腐、湯葉、など随所に京都らしいメニュー。そうです、観光で来てる人間にはこういうのがいいんです。
旅行してるなーって気になるんで。ほかに貴船という土地柄、山の幸も多い。
そして、夏の山の幸といえば「鮎の塩焼き」。そうです、これでいいんです。
こういうのが出ないと、ブー垂れますよ、我々日常的に食べることないんですから。
蓼酢でいただきます。「蓼食う虫も好き好き」と言われるほど、苦い蓼ですが、不思議と鮎には合うんだなー。
ここでそうめん。細〜いそうめんをするするっと。涼ですなー。
お座敷の下、30cmぐらいのところを清流を流れる。なんだこの非日常感!
食事中でも時々足を浸して楽しめる。
「仲よし」の名物、「道明寺饅頭」。甘鯛、鰻、銀杏、椎茸が入った饅頭にかかった餡が美味い。
天ぷら。あービール飲みたい。クルマで来たからなー。
最後はご飯、香の物、赤だし味噌汁。お腹いっぱい。
もちろんデザートもあります。メロンは甘さが濃くてペロリ。
さすがにお腹いっぱい。観光に来たなーーという満足感あり。
15時の回はほとんど人が残っておらず、食後もダラダラできて満喫できるので意外とおすすめです。
さて、腹ごなしにちょっと貴船を散歩しますかー。
貴船 仲よし
住所:〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町71
電話:075-741-2000
営業時間:11時00分~21時00分