知らなきゃ絶対に辿り着かない京都一おしゃれラーメン「看板、名前のないラーメン屋」
木屋町通から高瀬川を渡って、姉小路通りに入ってすぐのところに
看板、名前のないラーメン屋があります。京都市役所前駅から徒歩3分ぐらい。
まあ、知らなきゃ絶対辿り着かないです。
人気ラーメン屋「高倉二条」プロデュースらしいっす。
京都らしさ満点の木屋町通、高瀬川沿いにあります。
こちらが入り口。これは入りづらい! この先はラーメン屋、という確信がなければ、
まずこの階段を下りていく勇気は起きないでしょう。
で、入るとこんな感じ。これは全然ラーメン屋じゃない。打ちっ放しのコンクリートと樹木。
なかなかアヴァンギャルドです。
しかし、ストーリー作りがうまい。京都らしさの象徴、高瀬川沿いに、看板も名前もラーメン屋。
中に入ると、カフェか?ってぐらいオシャレ。京都はほんとに演出にこだわるよなあ。
このぐらい、演出、ストーリー性がないとやってけないのか、京都?
店内、地下ながらうまく明かりが取れていて、閉塞感なし。窓の外は高瀬川。
手前にはグリルがあり、チャーシュー、トマト、ネギが焼かれてる。これは食欲をソソル!
てか、まーオシャレだねー。
店内、ジャズが流れております。もはやカフェ。寸胴鍋が見えてかろうじてラーメン屋の面影を残す。
メニューはラーメンとつけ麺があり、スープの種類は「濃厚」「淡麗」、その2つをミックスした「重層」がある。
ほかにカレーやら、けっこういろいろあったような気がスル。
券売機で後ろに並ばれると、焦っていろいろ見られません笑。
ほか、トッピングもいろいろ。今回は重層つけ麺に炭火鶏もも肉をトッピング。
つけ麺が850円で炭火鶏もも肉が150円でジャスト1000円のランチ。
で、ラーメン到着。つゆの入った器はフランスの「ストウブ(staub)」。ってオシャレっすね。
こりゃレンゲとかも名のあるところのヤツかな。知らんけど。
で、箸ないよ? 店員に聞くと、カウンターの下の引き出しにあるとのこと。
なんじゃこりゃ! オシャレ過ぎる。てか、箸の場所、先に言おうよ。絶対わかんないよ。
胡椒、一味、山椒、ガラムマサラの入ってる器?がまたオシャレ過ぎる。
シャーペンみたいにノックするとサラサラと出てきます。こりゃビックリだ。
で、ラーメン、もとい、つけ麺です。
焼きトマト、焼きネギ、もはやラーメン屋のレベルを超えた本格派。
特にチャーシューはかなりウマイ。脂の部分が炭火焼きでやや焦げ付いたとこがいい。
炭火鶏もも肉もぶりんぶりんとしつつも引き締まった肉感が美味。
麺はラーメンと蕎麦の間ぐらいの食感、味わい。形状も蕎麦に近く、断面は長方形。
麺はまあ、さっぱりです。
スープは案外、普通。よくあるタイプだなー。
魚介、鶏、豚の混合スープって感じ。魚介が一番強い。
味もまあまあ、お店の雰囲気よし、サプライズ感あり、で誰かを連れて来たくなるラーメン屋です。
看板、名前のないラーメン屋
京都府京都市中京区恵比須町534-31 CEO木屋町ビル B1F
営業時間 11:30~15:00 18:00~22:00(土日は21:00まで)