河原町四条でおトクに家庭料理の洋食を「ボントン」
四条烏丸、または河原町から徒歩5分ぐらい、富小路通り四条上ルの「ボントン」でランチ。
「ボントン」はフランス語で上品な、マナーのある、といった意味だそう。
なかなか直球な店名です。
わりときれい目な外観。
錦市場にも近く、観光地真っ只中ですが、観光客は皆無。
もっぱら河原町四条近辺のサラリーマン、OLさんがメインの客層。
こういう地元客に愛される店は良店が多いので期待できそう。
ボントンの正式名称は「ダイニング&ワイン ボントン」。それだけにワイングラスもたくさん置いてます。
切り盛りするのは、チャキチャキしたおばさん=調理担当、人の良さそうなおばさん=接客担当、といった感じ。
ランチは、ハンバーグ、エビフライ、ミックスフライ、生姜焼き、などなど。
すべてが基本850円。コーヒー、紅茶も付いてきます。
うーんどれも美味しそう。が、メニューの一番下に「ボントン弁当」発見。内容を尋ねると、
ハンバーグやエビフライに小鉢が3品とサラダが付くとのこと。しかも同じ850円で。
ん?じゃそれのほうがおトクじゃん。お店の人も、
「なのでこの時間はみなさんボントン弁当を注文しますね」だって。そりゃそうだ。
ってことで「ボントン弁当」でミックスフライを注文。
ボントン弁当、ミックスフライバージョン。ご飯、けっこう量あります。
おかずの種類も多く、これは満足感しっかり。
フライを食べると、こ、これは外食って気がしない。
誰かの家のお母さんが作ってくれたような家庭の味です。飾り気のない味わい。落ち着く味。
案外、単身赴任者や一人暮らしの人がしんみりしそうな味です。
タルタルソースは酸味がちょうどいい。ミックスってコロッケなのね。。
小鉢もとてつもなく普段着。素朴な味わい。いや、いい意味で普段着。
そして、ランチタイムでもイマドキまさかの喫煙可!
なんとなく時代錯誤な雰囲気。それがまた落ち着くんだなー。
住所: 〒604-8054 京都府京都市中京区富小路通四条上る西大文字町616
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