京都本・感想【京都「トカイナカ」暮らし】





【京都「トカイナカ」暮らし】を読みました。著者はマンガ家、イラストレーター?である

グレゴリ青山さん、という方です。京都関連本の特徴として、こういうちょっとイラスト描ける人が、

よくコラムぽく書いてるのが多いですねー。

 

これも御多分に洩れず、そんな感じの本で、その中で他と違うのが「トカイナカ」という視点。

京都のど真ん中に住むのではなく、亀岡市という京都から電車で30分ぐらいの町での暮らし。

ちょっと電車に乗れば、京都行けるし、でも、自然もいっぱい、それが「トカイナカ」という

ことだそう。このコンセプトにはかなり興味あったので、読みました。

 

が、メインは「養蜂」の話なんだなー。「トカイナカ」ならでは、ということで筆者が、

養蜂を始めるんだが、もうメインがそっちに行きすぎて、あんまり京都じゃない笑。

もちろん、京都のスポットとか乗ってるけど、全然身が入ってない。

 

つまり、「日本のどこかの田舎で養蜂始めた体験記」と言ったほうが的を得ている。

どうしてもタイトルに「京都」って入れたかったんだんろうな。

そっちのほうが書店さんも「京都コーナー」とかに置きやすいし。

「養蜂の始め方」じゃ、かなりのマニアック本で、書店の片隅に追いやられちゃうだろうし。

 

もうちょっと「トカイナカ」の両方楽しめる生活、にフィーチャーして欲しかった。

次回作求む!

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