比叡山延暦寺の奥の奥「比叡山延暦寺 横川(よかわ)」へのオススメの行き方。
比叡山延暦寺。言わずと知れた天台宗の超メッカ。
東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の3つのエリアからなる延暦寺で、
今回は最奥の横川へ。それにしても読み方難しい。
京都駅からバスももちろん出てます。まーこれで行くのが一番ストレートですが、
もろもろ行くまでの行程も楽しみたい方にオススメの行き方を。
まずは京都駅に着いたらバス乗り場、A2乗り場へ。
- 京都市営バス17四条河原町・銀閣寺行に乗る。出町柳駅まで27分。料金230円。
京都の河原町をバスの車窓越しに見ながら、「ふーん京都もこんな感じの繁華街あるんだ」と
思いつつ、京都市役所の建物を見つつ、鴨川デルタを橋の上を通りながら見て、叡山電鉄「出町柳駅」へ。
叡山電鉄の「八瀬」行きに乗り、「八瀬比叡山口駅」へ。料金260円。
街中を走っていたかと思うと、ゆっくりと大自然へ移り変わって行く列車旅が楽しい。
「八瀬八瀬比叡山口駅」で降りたら、歩いて3分のところに「比叡山ロープウェイ」。540円。
「比叡山山頂」までにキップを買ってください。途中乗り継ぎがあるので、
乗り継ぎまでのキップか山頂までか聞かれるが、途中で降りたって何もない笑。
山頂に着いたら歩いてバス停留所まで。このあたり、対して案内板もないけど、
道が1本しかないので大丈夫。歩いて7分ぐらい。
横川の位置関係はこんな感じ。ローウウェーからは最奥に位置する。
まー東塔、西塔は見た、って方の上級編が横川でしょう。
時刻表。基本1時間に2本。かなりビビります。しかも帰りは最終を逃したらヤバ過ぎる。。。
バスはとてもきれい。なんだけど人も少ない。横川はあんまり人気ない。。
バスで15分ぐらいで横川到着。人も少なでいい感じ。
お寺もいいけど、さすがにこの辺り自然にも見惚れる。
横川中堂。舞台作りは清水寺とかと一緒。緑と朱色のコントラストが美しい。
人もいなくて心安らかな気分になるいいスポットです。
このあたりは延暦寺の中でもかなり静かなエリア。もはやハイキング気分で途中途中に寺がある感じ。
途中、高浜虚子関連の石碑があったりと、歴史ロマンが止まりません。
侘びたいい感じの石像。仏様がやさしげ。
このあたりは秋の紅葉時期はすごいきれいそう。穴場と言っていいかも知れません。
四季講堂。慈恵大使の住まいだったそうです。そしてここはおみくじ発祥の地!マジか。
全然喧伝しないんですね。。
ただ、ここのおみくじはちょっと変わってて(というかこっちが元祖な訳だが)、
まず、悩みを僧侶の人に話すそうで、いまでいうセラピーみたいなことだったのかな。
または教会の懺悔か。そんなに時間がなかったのでスルー。
こんな山奥の住居って大変そう、と思いつつ、ずいぶん立派な住居だな!
弟子もたくさんいただろうし、買い物とか全部弟子がやってそうだし、ちょっと羨ましい。
比叡山延暦寺横川