世界遺産でお花見! 意外と穴場だった京都【龍安寺】の桜。
石庭で有名な京都・龍安寺。
ここが意外に桜の名所だということはあまり知られていない。
境内も桜の木が多く、ぐるっと回りながら見られる。
が、やっぱり龍安寺と言えば石庭。しかもその石庭と桜が一緒に見られる。
世界遺産でお花見、という豪華なスタイル。
龍安寺の駐車場は石庭拝観者は1時間無料! ありがたし。
駐車場からすでに八重しだれ桜がお出迎え。ナイアガラの滝のよう。
ほかに、龍安寺への行き方は電車なら、京福電車「龍安寺駅」下車徒歩7分。
京福電車はローカル感満点なので時間がある方にはオススメ。
バスなら、京都駅から、市バス50番系統「立命館大学前」下車で徒歩7分。
境内は桜の木があちこちに植わっている。石庭が有名すぎて意外に知られていない事実。
江戸時代のガイドブックだと、石庭よりこの「鏡容池」の方が有名だったそうです。
しかし。だ、だいぶ散っちゃってますが。。ちなみに行ったのは2016年4月10日。
もう一週早く来るべきだった。。ご参考までに。龍安寺の桜、満開時期は4月の初旬ですね。
桜以外もきれいです。
桜だけじゃなく、青葉も美しい。木々に囲まれるような境内は気持ちいい。
それにしても、この龍安寺を建てたのが細川勝元だったとは!
応仁の乱を始めちゃった人ですよ。
当然、この龍安寺もがっつり焼かれ、息子さんが再建したそうです。
ジャジャーーン。石庭と桜。この時期だけのスペシャル風景。が、ちょっと散り始め。
龍安寺方丈庭園。別名「虎の子渡しの庭」。
虎の子の渡し、とは、虎の子が三匹いると、必ず一匹は獰猛で他の虎の子を食べてしまう。
そこで、虎の親子が川を渡る際、まず、親の虎が獰猛な一匹を向こう岸に渡らせる。
次に、親は引き返して二匹目を渡らせる。
そして、獰猛な虎を元の岸に連れ帰って戻り、三匹目と一緒に川を渡る。
最後に戻って、獰猛な虎と一緒に渡る。
つまり、子供だけにしておくと食べられちゃうってこと。
ていうか、お母さん、超大変だ!
庇の向こう側からこちらに桜の木がせり出して来る感じ。こういう配置も計算され尽くしてんだろ〜なー。
秋は秋で紅葉が見れるし、実に風流な庭です。
作者不明、意図不明の謎だらけの石庭。それだけに想像力を掻き立てられる。
その割に、奥に行くほど塀の高さが低くなっていって、遠近感を出したり、
左奥の方が低くなっていて、排水を計算したりと、考え抜かれた設計なのがすごい。
こういうお花見は京都ならではですねー。
自分のお気に入りの角度を探すのが楽しい。
青葉に桜ってのがいいっすね。
龍安寺とお花見、というのがあんまりイメージないのか意外とそんなに混まない。
これ、ほんと重要。
心穏やかに桜を愛でることができます。
龍安寺の屋内はこんな感じ。いやー寝っ転がりたい!
桜はないけど、青葉が美しい。春だなー。
もうだいぶ散ってしまった桜が苔の上に。
緑とのコントラストがあざやか。
龍安寺は石庭が有名だけど、実はとても広いのであちこち歩いているといろいろな発見があっていい。
人もまばら。散歩道としてはこれ以上ない贅沢な場所です。
龍安寺
京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
075-463-2216
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