京都でも有数のデカいお寺「妙心寺」では龍雲図を見ないと!





JR「花園」駅から徒歩5分、とにかくデカい「妙心寺」。

京都五山(別格:南禅寺、第一位:天龍寺、第二位:相国寺、第三位:建仁寺、第四位:東福寺、

第五位:万寿寺)という足利氏が庇護した格式の高いお寺がありますが、

この「妙心寺」は足利氏とあんまり仲がよくなかったので外れてます。

権力者におもねることなく、修行第一のカッコイイお寺です。

妙心寺15

こちらは北門。北門から伸びる道でどれだけ広い敷地か窺い知れます。

妙心寺

実際、境内では自転車と何台もすれ違うほど、普通の通りのように市民に愛されています。

いや、それにしても広いなー。塀に囲まれた中世の都市のようです。

妙心寺1

妙心寺の塔頭は40を超えるそうです。

なので、一体どこを見ればいいかわかりにくい。

妙心寺8

というわけで、拝観案内があります。

ちゃんと係りの人が案内してくれます。

拝観案内は20分毎くらいに集まってツアーが始まります。

妙心寺3

ツアーが始まって、まず連れて行かれのが「法堂」です。

ここの天井画が狩野探幽が描いた「雲龍図」。

とにかく京都でも一二を争う大迫力!! 残念ながら写真不可。

いろいろな角度から見ても絵になる不思議な絵です。

昇り竜の絵に見えるアングルもあれば、降り龍になっていたり、

ちょっとズレただけで、違う絵に見えるから不思議です。これは一見の価値アリです。

妙心寺4

また、元々はこちらの鐘楼にあった国宝の梵鐘も見ることができます。

698年、日本最古の鐘だそうです。

昭和の時代まで現役だったそうで。国宝ってけっこう大事に扱われてるのかと、

思いきや全然現役でやってたんですねー。

今は、もちろん突かれることなく安置されてますが。。

録音された音を聴くことができます。

これがビックリするくらい、本当に目の前の鐘の音に聞こえるのがスゴイ。

さらにツアーは続き、「浴室」別名「明智風呂」に案内されます。

こちらは、明智光秀が入ったお風呂、ではなく、明智光秀が自害しようと妙心寺にやってきたことから、

その供養のために作った「浴室」。若干、混乱しますね笑。

妙心寺9

境内はとにかく広く、とりあえずあちこち歩き回ることができます。

なんだか時代劇とかの撮影やってそうです。

妙心寺10

三門や仏殿も超デカい。

人もそんなにいないのでフラフラ歩き回ってるだけで、タイムスリップしたかのようで楽しい。

と、もう一つ、妙心寺に行ったら見ておきたいスポットがあります。

それが「退蔵院」。こちらはその2へ続く。

 

妙心寺
京都府京都市右京区花園妙心寺町64
075-463-3121

 

京都市中京区御幸町通六角下る伊勢屋町345


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