京都のレトロな雑貨やお茶碗、骨董品がわんさか! 「天神市」





京都には骨董の二大市があります。

一つは弘法大師、空海の東寺で毎月21日に行われる弘法市。

もう一つが今回ご紹介する「天神市」。

「天神市」は、天神様、菅原道真を祀った「北野天満宮」で毎月25日に行われます。

25日は、天神様の誕生日であり、月命日ということでこの日なんです。

1500軒もの露店が並ぶ、日本有数の骨董市と言っていいでしょう。

その中でも一年の最後、12月25日は「終い天神」と呼ばれ、大賑わいとなります。

あ、1月25日も「初天神」とされ、賑わいます。

京都観光に来て、25日にかかる日程でしたら、ぜひとも行っておきたいイベントです。

京都土産を買うもよし、ですが、なんとなく京都の日常生活の雰囲気みたいなものを感じられる、

貴重な体験になると思います。

北野天満宮天神市

というわけで、「終い天神」に行って来ました。

とにかく一番多いのは、お茶碗やお皿。まー骨董市ですからね。

きらびやかな色合いで、「こういうのおしゃれな店で買ったら高いよなー」と

思うようなお皿がかなりリーズナブルに購入できます。

もしかしたら、めちゃくちゃ価値のあるものもあるかもしれませんが、

価値はご本人で決めちゃってください笑。

気に入ればそれが一番です。

北野天満宮天神市1

そのほか、和ダンスや雑貨、和服、古着、バッグなどなど。

生活品がたくさん売られています。

破れた電気スタンドなど、けっこう売る気ある?的なものも公然と売っています。

いろんな物好きがいるんだろうなー。

ぶっちゃけ、日本版フリーマーケットみたいなもんですからね。

しかも歴史がめちゃくちゃあるフリマです。

江戸時代のころにはもう、こんな感じだったそうなので400年くらい続くフリマってことになるんでしょうか!

北野天満宮天神市2

骨董市というと、なんとなく、おじいちゃんが難しい顔して目利きをしてるイメージですが、

天神市のいいところは、むしろお祭りっぽいところ。

この明るさ、京都らしからぬ、というか、実は京都っぽいというか。

露店がたくさん出て、縁日のような賑わいです。なので、子供たちも多いです。

いまはなんとかマルシェ、みたいなのが大流行りですが、すでに江戸時代からあったワケですね、日本には。

北野天満宮天神市3

天神様と言えば、北野天満宮と言えばこの「楼門」。

重要文化財です。露店と楼門が合う。

北野天満宮天神市4

境内をのぞいて見たら、なんかやってます。

一応、月命日ですし行事があるんでしょうね。

というか、こっちが本来メインか。失礼しました。

北野天満宮天神市5

和楽器?の演奏なんかもやってます。

やっぱり天神様の月命日という神事がメインです。

骨董市や縁日のお祭り感はあくまで、儀式のまわりでやってることですからねー。

本殿は国宝。骨董市だけじゃなく、ぜひこちらも見ておきたい。

北野天満宮天神市6

梅がもうつぼみになっている?

さすが梅の名所、天神様。

早いなー。

初天神の時にはもう咲いてるかもなー。

 

天神市(北野天満宮)
京都市上京区馬喰町
075-461-0005

 

京都市上京区今小路通御前西入ル紙屋川町838-7


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