京都のお茶を楽しむなら「一保堂本舗 京都本店」がオススメの理由。





京都でお茶を楽しむならどこ?なんでしょうか。

京都にはたくさんお茶の有名専門店があります。

できれば京都市内(洛中)が本店で、歴史あるお茶専門店がいいですよね?

例えば「福寿園」。サントリーのお茶のペットボトル「伊右衛門」でおなじみですね。

初代の名前、福井伊右衛門から取ったブランドネームです。

「福寿園」の創業は1790年、寛政2年で、木津川の船着場で茶商をしたのがはじまり。

京都市内には、「伊右衛門サロン」や京都本店のカフェ「京の茶寮」でお茶を楽しめます。

が、京都市内で創業したわけではありません。

続いて、これまたペットボトルの「綾鷹」の開発協力をしている「上林春松本店」。

こちらは創業450年ですが、宇治の御茶師がとして始まるので、洛中発ではないです。

お茶の有名どころは宇治なので、抹茶パフェで有名になった「中村藤吉」など、

どうしても宇治が発祥のお茶屋さんが多いですねー。

一保堂

そんな中、ありました! 洛中も洛中、京都寺町通二条、という京都のど真ん中で創業したお茶屋さんが。

その名も「一保堂茶舗 京都本店」。

駅でいうと、「京都市役所前駅」から徒歩4分といったところ。

創業は享保年間、1717年という300年以上の老舗です。

近江出身の渡辺利兵衛がお茶や茶器を扱うお店として「近江屋」を開いたのがはじまり。

一保堂の意味は、「お茶、一つを保つ」という意味です。

宇治じゃなくて、木津川とかじゃなくて、正真正銘の京都のシティ派お茶屋さんです。

一保堂3

店内は若い女性や年配の方々でにぎわっております。

そういえば、若い男性ってあんまりいない。

お茶のターゲットって若い女性と年配の男女なんだな。

ここに来ると、ものすごくお茶の客層がわかりやすい。

確かに男同士でお茶について話すことってほとんどないなー。

お酒ならたまにあるけど。

一保堂1

店内はお茶の葉以外にも、茶器もたくさん販売してます。

表千家、裏千家どちらからもひいきにされてる一保堂。

まさに京都を代表するお茶屋さんですね。

一保堂2

試飲コーナーも広々と取ってあります。

いろいろなお茶がありますからね。

抹茶、玉露、煎茶、番茶などなど。

しかも「天下一」なんて銘柄は驚愕の10800円!!

これはいままで見たお茶の中でも最高額。

さすがに「天下一」は試飲できなそうですが、いろいろなお茶を試してみるのは楽しい。

お茶教室もやっていたり、もちろんカフェとして「喫茶室 嘉木」なんてのも店内にあり、

あたかもお茶のアミューズメントパークのようです。

お茶について勉強して、ゆっくりカフェでくつろいで、さらに京都土産も手に入れられる、

お茶好き、いや、日本人なら一度は行っておきたい名店です。

 

一保堂本舗 京都本店
京都市中京区寺町通二条上ル
075-211-3421
午前9時から午後6時 休まず営業(正月を除く)
喫茶室嘉木
午前10時から午後6時(ラストオーダー:午後5時30分) 休まず営業(年末年始除く)

京都市中京区寺町通二条上ル


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