【仁和寺】京都の世界遺産にして国宝を有する由緒あるお寺。





京都にある世界遺産の一つであり、阿弥陀三尊像などの国宝も擁す仁和寺。

京都を代表するお寺の一つです。

仁和4年(888年)に創建され、現在は真言宗御室派の総本山。

宇多天皇が法皇となり、以後皇室出身者が住職を務める格式あるお寺。

「御室」という名前は、宇多天皇が寝起きした部屋を作ったのでその名がつきました。

いまはこの辺りの地名にもなっています。

ちなみに電気機器メーカーの「オムロン」は、創業の地がこの辺りだからです。

仁和寺1

さて、仁和寺。

まず目を引くのはこの巨大な二王門!!

京都三大門の一つ。ほかの二つは南禅寺山門、知恩院山門です。

いやーデカイ。圧倒。

仁和寺

なんでまたこんなにデカく作ったんでしょう。

江戸時代初期の建立。

仁和寺22

仁王様がいらっしゃいます。

仁和寺28

仁王様は金剛力士とも言います。

とにかく悪を退治してくれるイメージです。

仁和寺26

二王門をくぐるとそこは広々とした空間。

さすがに敷地面積が広い。

春は御室桜というここでしか見られない桜があり、お花見で大盛況となる。

背が低く、しかも開花が4月中旬と遅く、かなり不思議な桜。

京都のお寺では珍しく、飲食しながら見られるのもすばらしい。

仁和寺25

まずは「御殿」に入りましょう。

さすが格式高い寺院。檜皮葺きの屋根などどことなく雅な雰囲気。

仁和寺23

まず目の前に広がるのは「南庭」。白砂がきれい。

仁和寺18

勅使門や二王門が見える、仁和寺の撮影スポットの一つ。

しかし庭への階段があるのをみると、降りたくなる!

白砂の上をザッザッと歩きたい衝動を抑えるのに必死です。

仁和寺22

白書院。とにかく絢爛豪華。

こんなところでほんとに修行になるのかなー。

滝に打たれたり、火の上を歩いたり、そういうの一切してないでしょうね。

仁和寺21

個人的に、仁和寺だなーと思うのはこの「御殿回廊」。

映画「大奥」のワンシーンに使われたりと、ちょいちょいフィーチャーされてます。

仁和寺はけっこう時代劇のロケ地に使われることも多く「るろうに剣心」なんかもロケ地として使用。

仁和寺19

右に左に、そして奥にも渡り廊下。

ここは楽しい。

子供は走り回りたくてうずうずしだす始末。

仁和寺16

こちらは「北庭」。優雅です。

ここで修行した、というわけではなく、ここで寝泊まりして、

すぐ近くのお寺の方に行ってお経をあげたりした、ってことなんでしょうね。

仁和寺17

でないと、五重の塔が見えたりして優雅過ぎますもん。

こちらも仁和寺有数の撮影スポットになります。

仁和寺11

池や白砂、そして植木の配置も見事。

瓦屋根は使わず、檜皮葺き。上品なお寺です。

仁和寺15

金箔が施された優雅な襖、そしてこの天井の形は高貴な人の部屋。

さすが皇室出身者が住職を務めるお寺です。

仁和寺13

渡り廊下が入り組んでいてまるで迷路のよう。

子供ならずともワクワクします。

仁和寺10

起伏のある地形も渡り廊下あり。

絶対に地上にはおりないぞ! というもはや固い意志を感じます。

仁和寺5

御殿を出るとまず気になるのがこの五重の塔。

高さ36メートル。江戸時代初期の建造。

仁和寺4

金堂。さりげなく国宝です!

江戸時代初期の建造で、現存する最古の紫宸殿。

当時の宮廷建築を伝えるものとして国宝に指定されています。

というか、お寺の中に紫宸殿があるんですね。

仁和寺3

御影堂。弘法大師と宇多法皇の像が安置されてます。

内裏の清涼殿の一部を賜って建造されています。

あちこちに天皇家とかかわりが強いお寺ですね。

 

仁和寺
京都府京都市右京区御室大内33
075-461-1155

 

京都府京都市右京区御室大内33


京都食べ歩き ブログランキングへ

京都府京都市 ブログランキングへ
にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村
にほんブログ村 グルメブログ 京都食べ歩きへ
にほんブログ村




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA