京都の桜、お花見の開花を知らせる、高台寺の見頃は3月下旬から。
京都の桜、お花見で最速を飾るのはどこか。
桜の種類が多い京都御苑が最速な気もするが、京都らしく「お寺と桜」という意味では、ここ高台寺な気がする。
例年、3月の末には満開となる枝垂れ桜は、方丈の白砂、優美な勅使門とよく合う。
まさに京都のサクラって感じです。
祇園四条駅から徒歩15分くらいですかね。
高台寺、というだけあって、ちょっと高台にある。
なので、境内から京都三楼閣の一つ、飛雲閣が見えます。
飛雲閣は豊臣秀吉が建てた聚楽第の一部を移築したものと言われ、
織田信長の長男、織田信忠が眠っているところ。
豊臣秀吉の正室ねねゆかりのお寺、高台寺から眺めるだけで、戦国時代好きはたまらんです。
枝垂れ桜以外もちょいちょいあって、これはこれでキレイです。
まわりは石畳でいかにも京都らしいし、高台寺の桜はけっこう京都初心者にありがたいスポットかも。
はい、高台寺の桜。完璧に京都らしいお花見。
実はものすごい人います笑。
が、白砂のため、被写体のほうには全く人が近づけず、いい写真が撮れる、っていう寸法です。
よくできてるなー。
なのでこんな写真も撮れて自由自在。
桜に人が近づけない、って写真撮る分にはありがたい。
シダレザクラ、白砂、勅使門、と完璧。
この写真だけだとめちゃくちゃ雅なお花見を堪能してるように見えますよね?
が、実際は人がいっぱいで、全然雅な雰囲気じゃない。
そういう訳でこんな写真も簡単に撮れます。
どうですか、あえて障子越しの桜。優雅ですよね。
さすが京都、センスなんてなくても誰でも雑誌の表紙レベルの写真が撮れてしまいます。
だってもう、そこにあるものを撮ればいいんですもの。
が、こちらも列になってて、「はい、お一人様一枚でお願いします」と言われながらの撮影。
全然優美じゃない笑。完全にインスタ映え用の撮影って感じです。
というわけで、激戦を終え、撮れ高十分ってことで境内を散歩。
ぶっちゃけこっちのほうが数倍いい。
竹林のほうまでくればとりあえず人だらけってことにはならない。
椿とかも全然キレイなんですけどね。
茶室の竹筒の中に椿が活けてたりするけど、それのアウトドア版見たい。
京都の街並みもよく見える。
手前に鎮座しているのは、霊山観音。桜の中にいる光景は極楽浄土みたい。
今年も京都の桜がはじまったなーと思わせる、高台寺の桜でした。
高台寺
京都府京都市東山区下河原町526