京都〜奈良の旅その1【長谷寺】の登廊は死ぬまでに見ておいてよかった絶景でした。
京都から旅行で奈良の長谷寺に行きました。
クルマで二時間、遠いようで思いほのか近いです。
これなら京都から日帰り旅行としてピッタリです。
京都と違って、ちょっと日本の古代を感じさせるお寺や神社、さらに自然の風景がよいです。
長谷寺の創建は8世紀前半とされており、当然京都の平安京前なわけです。
が、現在は空海の真言宗のお寺なので、途中で宗派が変わったんでしょうね。

京都を午前中にゆったりと出て、予定通り2時間で到着。
ぶっちゃけていいですか? 思ったより人少なっ!
長谷寺って日本でも有数のお寺だと思うのですが、こんなに人、観光客少ないもんですかね?
夏休みの土曜日です。もう人がごった返してもおかしくない、と思ってたのに。
奈良は観光、下手だなー。でも、おかげでかなりゆったりと見て回れたのですが。

長谷寺の玄関、仁王門。立派じゃないですかー。
こんなメイン通りも人ほとんどおらず。
いやありがたい。

仁王門。額縁の「長谷寺」の文字は後陽成天皇が書いたとのこと。
藤原道長とか、京都の有名人もけっこう参拝してる超有名なお寺なんですけどね。

長谷寺と言えばコレでしょう! 登廊(のぼりろう)。
コレが見たくてやってきたようなもんです! いやーかっこいい!
平安時代に作られました。階段の歩幅が小さくて、なんかおもしろい。
ジブリの「ハウルの動く城」で、荒地の魔女とソフィーが階段登るシーンが脳裏に浮かぶ。

スコーンとどこまでも続く感じがいい。絶景。
やっぱりちょっと非日常感あります。
ここは現実?みたいな気分に。

とにかくあっちに行くにもこっちに行くにも階段。
これは確かに修行場だわ。移動だけで足腰の鍛錬になる。
高齢のお坊さんとか大丈夫なのだろうか。

いよいよ本堂。国宝です。
木のひなびた感じがすごくいい。奈良っぽいなー。

真言宗らしいちょっと武骨な感じもいい。

本堂内部。すっきりと風通しがよくて気持ちいい。
これがカフェだったら繁盛間違いなし。
立地がかっこよすぎ。

修行の場、というか王様になった気分になりそう。まるで宮殿。
太い柱もかっこいいなー。

かなりインスタ映えします。
ヌケ感もハンパない。こんな絶景があるのになぜ人がいない?
あんまり長谷寺って知られてないのかな?
アクセスが悪いから?

テラス?も広い。なんか造りだけで言うとリゾートホテルみたいだなー。
ここにテーブルがあって、夜はバーとかになってたら完全にリゾートホテル。
んーちょっと不謹慎か。

緑が間近に迫っている感じが楽しい。
自然と一体になった建物です。

いやー贅沢。京都のお寺だったら、この辺にも観光客がわんさかいることでしょう。
が、ここは奈良、長谷寺。誰もいません。独り占めです。

断崖絶壁にせり出した感じはちょっと清水寺みたいですね。
豊臣秀吉によって追われた真言宗のお坊さんたちが入山し、その後、徳川幕府が大規模な修復をしたそうです。

こちらは昭和に入って初めて建てられた五重の塔。
風景とよく合ってます。
長谷寺
奈良県桜井市初瀬731-1
0744-47-7001

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