GWの京都で見逃せない【蹴上浄水場】のツツジ、まさに黒澤明の「夢」の世界を体現!
ゴールデンウィークの京都は青葉が美しく、寺社仏閣に訪れる人が多い。
が、お寺もいいですが、今回おすすめしたい、この時期だからこその名所があります。
それは「蹴上浄水場」。この時期、山を覆い尽くすばかりのツツジが圧巻です。
GWのわずか3日間だけ解放される、知る人ぞ知る限定イベントを見逃す手はありません!
蹴上浄水場はその名の通り東西線の「蹴上」下車、徒歩3分くらいのところにあります。
京都駅から烏丸線「烏丸御池」で東西線に乗り換えで30分くらい。
普段は当然、浄水場として稼働しており一般の人は入れません。
はい、見えてきました! うーんこれはすごい。
年景観100選に選ばれるのも納得です。
5000本のツツジが植えられているそうです。
花盛りです。黒澤明監督の「夢」を彷彿させる、まさに夢の中にいるかのようです。
モコモコとした丸みと予想以上にビビッドな色。スケールも大きい。
京都は本当に一年中いて、花が楽しめます。
五月のあたたかくて、涼やかな気候も気持ちよくさせてくれます。
そんなに人もいない、おそらく観光客はほとんどおらず、京都人がメインでしょう。
混雑もなくゆっくり見られるのもいい。
紫、ピンク、白、ワインレッド、など微妙な色味のグラデーションがゴージャス。
むせ返るような花の香りもインパクトあります。
あともう1つ気持ちいいのが、蹴上浄水場の人たちがめちゃくちゃやさしい笑。
「うちの子(花)、ぜひ見てって、見にきてくれてありがとう」とでも言いたげな、ツツジへの愛情を感じる対応。
下手なおもてなしよりよっぽど気持ちいい。
けっこう高低差もあって、いろんな角度から楽しめる。
インスタ映え間違いなしです。
GW前に「京都行ってくるよ」と言って、ここの写真見せたらなかなかサプライズです。
割と標高は高いです。
向こうの山は如意ヶ岳、東山って感じでしょうか。
方向感覚がよくわかんなくなってきました。何れにせよ京都の東のほうです。
ツツジって丸く刈っていくのが多いのはなんか理由あるんでしょうか。
道路脇とかだと長方形にカクカク刈られてるのもありますが、断然こっちの方が多い。
まー個人的にもこっちのほうが好きだけど。
夕暮れ時もまた乙です。
京都にしては珍しくライトアップとかはないです。
浄水場にホタルの光が流れ、あー終わりかーって感じです。
ゴールデンウィークの京都で、寺社仏閣は飽きたって人には、真っ先に行ってほしいスポットです。
蹴上浄水場
京都市東山区粟田口華頂町3
075-661-3755