京都の伝統技術でデキる大人になる!日本の美意識が濃縮された和紙の店「かみ添」。
京都は職人の町、西陣。ここに日本人の美意識が凝縮されたようなお店「かみ添」があります。
古典的技法である「唐紙」を使った「紙」のお店です。
シックな外観でおしゃれではあるものの、一体なんのお店かわからない外観笑。
これは入るの勇気入ります。なんてったって店名もないですから。
もともとは理髪店だった建物をリノベーション。かっこいい。
場所は「銭湯カフェ さらさ」の隣。
こっちはこっちでもともとは銭湯。西陣はリノベーションが盛んです。
行き方は京都駅から市バス9で、「堀川鞍馬口」下車で徒歩6分。
電車だと「鞍馬口駅」下車徒歩30分(!)くらい。まーこのへんは歩いててものんびりしてて楽しいです。
店内は静謐な空間。うーんおしゃれっす。
やっぱり入りづらいのか、店内は1、2人くらい。
外国人のお客さんが一人、うっとりと紙を見てました。
日本の美、って感じですからねー。
型押しという技法や雲母というキラキラする技法など、和紙の技術がそこかしこに見受けられます。
こちらの紙も質感が美しい。
神なんて文字書ければいい、絵描ければいい、印刷できればいい、
という効率主義ではとても理解できない世界。
日本人らしい美意識。器も西洋だととにかく白い磁器でお料理がメインって感じですが、
料理もさることながら、料理を盛り付けるお皿の種類が多彩ですからねー。
マットな風合いの備前焼、華やかな九谷焼、割り山椒のお皿や竹を使った器、蓮の葉など、
色も形も風合いもいろいろあるのは日本だけなんじゃないでしょうか。
紙もまたしかりで、道具にこれだけ美意識を持ってる国民性ってなかなかいないんじゃないでしょうか。
とはいえ、なかなか和紙って日常生活で使う機会ないよーという方もご安心ください。
封筒やポチ袋、便箋など、普段使いでも行けそうなアイテムがたくさんあります。
京都のお土産にもいい。
まーデジタル全盛のいま、なかなか手紙書かないよ、ってのもわかりますが、
そんな時代だからこそ、伝統技術を使った手紙を書いてみるのも手じゃないでしょうか。
ラインで送る内容をいきなり手紙で送られたらかなり「おもしろ」です笑。
旅館に泊まる際に、仲居さんに「よろしくお願いします」とポチ袋を渡したりしたら、
なかなかデキる男を演出できます。
と、この店に釣り合うようなデキる大人になりたいものです。
かみ添
京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
075-432-8555
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