国宝に名庭 etc…。【南禅寺】行くならオススメの5つの見どころ!
京都を代表するお寺、南禅寺。禅寺の五山より上、別格とされているお寺です。
大方丈は国宝、その庭は稀代の庭師、小堀遠州の作、襖絵は狩野永徳と、ゴージャスこの上ないお寺。
超有名寺院ですが、今回は見逃してはいけない、オススメの見どころをご紹介。
紅葉の名所、天授庵は今回あえて外してます。通年じゃないので!
蹴上駅から徒歩7分。途中、ねじりマンポもオススメ。
ねじりマンポについてはこちらの記事をどうぞ。
京都「南禅寺」の紅葉ライトアップ、見頃時期と絶対に見逃せないオススメスポット。
さて、大本山南禅寺。看板の文字もデカイ。なんか武骨な感じ。
徳川家康の参謀だった金地院崇伝が住んでいた塔頭もあるし、ちょっと徳川よりなお寺なのかな。
小堀遠州も徳川寄りの庭師だし。
というわけで雅にあまり興味を示さなかった徳川らしく武骨なのかもです。
見どころその一、三門。
歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな!」と言ったとされる三門ですが、
時代的に微妙に合ってないので完全にフィクションです。
大阪夏の陣で戦死した兵士たちを弔うため、藤堂高虎が寄進。これまた徳川系です。
京都三大門にも選ばれているだけあってとにかく立派!!
ちなみに他の二つは知恩院と仁和寺です。
もうちょっと近づいてみましょう。
この人のサイズをみて、いかにデカいかがわかりますねー。
ほんと、近くで見ると圧倒されます。
こちらは法堂。儀式をする際に使います。
これまたデカイんだけど、三門をくぐって来たあとだけに、もはや感覚マヒしてます。
はい、見どころその2、琵琶湖疏水の水路閣。
ここも超有名です。二時間ドラマ、サスペンスドラマなんかでもよく見かけるのでは?
映画だと「鴨川ホルモー」「クローズド・ノート」「初雪の恋 ヴァージン・スノー」など。
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突如、境内の中に出現します。
ミスマッチな感じですが、時を経た現代にとってはレトロでいい感じに。
「琵琶湖疏水を通して、京都を豊かに!」ってことで水路閣を通すのを許可したんでしょうね。
当時のお寺の責任者、英断です! エライ。
合わせ鏡のようにどこまでも続く感じが、ミステリーな雰囲気で、
サスペンスドラマとかで使いたくなっちゃうんでしょうね。
その三、南禅院。南禅寺発祥の地であり、亀山法皇のお住まいでもある。
京都の三名勝史跡庭園の一つ。後の二つは「天龍寺」と「西芳寺」にあります。
紅葉の時期は、池に紅葉が映り込んでこれまた見事だったりします。
春、夏は苔の緑が美しい。冬は。。。こんな感じです!
冬は冬でまー侘しくていいじゃないですか。
作庭は亀山法皇ご自身で、完成させたのが夢窓疎石と言われています。
床の位置が高いですね。身長175cmの目線でココです。
夏は涼しげだけど、湿気がスゴそうだもんなー。
高床にしたくなる気持ちわかります。
南禅寺見どころその四、方丈庭園。
方丈は国宝。庭は小堀遠州の作。別名「虎の子渡しの庭」。
「虎の子渡し」についての説明はこちらをどうぞ。
石の大、小で親の虎と子供の虎を表現してます。
方丈の襖絵は狩野永徳をはじめ狩野派のもの。
狩野探幽の作と言われる「水呑みの虎」が有名。
虎というとちょっと恐いけど、じゃれあったりしてここの虎はユーモラス。
なんか虎尽くし笑。寅年生まれの方は必見です。
見どころその五、「六道庭」。
六道輪廻(天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)を模した庭だそうです。
そう聞くと、これまたなんか恐いですが、回廊と庭が一体となって楽しい。
鬼瓦が置いてあるってことは、あそこが地獄なんでしょうね笑。
京都のお寺の庭は、見立てや意味が隠されてるからおもしろい。
多羅葉の木。葉が固いため、戦国時代の武将たちがこれに字を書いて手紙にしたそうです。
「葉書」の語源はここから来てるそうです。
意外な発見をさせてくれるなー。
南禅寺
京都府京都市左京区南禅寺福地町86
075-771-0365
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