【フォーチュンガーデン京都】歴史的建造物の中の穴場カフェ。
京都の中心、京都市役所の隣にある、ちょっと気になるビル。
「おお、なんか古そうでかっこいいビルだなー」と思っていたこのビルは1927年に誕生した旧島津製作所本社ビル。
いまはウェディングやレストランが入っているそうで、なんだか入りづらいなーと思っていましたが、
とある平日の夕方、意を決して入ってみることに。
威風堂々! 歴史的重みがこれでもかと伝わってくる正面玄関。
カッチョいい! 様式美がすごい。
京都は戦火を免れたので、こういうビルがたくさん残っているのはいいですね(戦火とはもちろん応仁の乱ではございません)。
アメリカ軍は美術品を燃やすのが忍びなく、実は美術品がたくさん集まっている都市は空襲候補から外した、
なんてうわさもあったりします。
最寄駅は当然「京都市役所前駅」。徒歩30秒です。
というか市役所の隣りって、普通に考えるとなんか癒着を感じさせます笑。
当時からハイカラなビルだったんでしょうねー。
社員はバリバリのエリートって感じでしょうか。
ちなみに島津製作所はいわゆる薩摩藩主の家紋「丸十」を冠していますが、
どこをどうやって調べても島津藩主との関わりが見受けられない笑。
「丸十」とは「丸」の中に「十字」が入ったカタチの家紋です。
たまに、おでん屋さんでもさつま揚げのことを「丸十」と呼ばれたりするくらい、薩摩藩の家紋として有名です。
島津製作所の創業者島津源蔵さんは京都の人だそうです。
一応、ウィキだと薩摩藩主の島津家から姓を授かった、と書いてありますが本当かなー笑。
そんな簡単に姓をあげるものなんでしょうか。
とまあ、そんなことはこの際、どうでもいいとして「フォーチュンガーデン京都」です。
うわあ、やっぱり内装も豪華だー。
ここで結婚式、確かにいいと思います。
平日の夕方、全然人いませんなー。
さすが大企業運営。採算度外視、お客さんが来ようが来まいが関係ありません。
ありがたし!
外観の入りづらさ、結婚式利用、レストラン利用のみで、カフェ利用はないのかも?
といういろいろな理由によって全然人がいないので、とてもゆったりと静かな時間を過ごせます笑。
実際、企画書一本書き終えました。
中庭は突如、竹林。
ここで結婚式の記念写真撮るんだろうなー。
コーヒーの味はまあ、ちゃんとしてます。
ランチやディナーも期待できます。
HPを見てみると、夏は屋上が開放されてビアガーデン風になるそうです。
これは行ってみたい。さぞ雰囲気良いことでしょう。
フォーチュンガーデン京都
京都府京都市中京区一之船入町386-2
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