【十輪寺】京都紅葉の穴場ながら圧倒的迫力!見ごろと見どころを紹介。後編
京都紅葉の穴場にして圧倒的迫力を持つお寺、「十輪寺」の後編です。
紅葉以外にも見どころがけっこうあるの、引き続きご紹介していきましょう。
見どころその3。
見どころその3は、お寺の上の山にあります。
甍と紅葉を見られるのもまた乙。
山への道もまた真っ赤。いやー人もおらず、山道ってなんかちょっと怖い。
まるで世の中に人がいなくなっちゃたんじゃないかと思ってしまう。
はい、見どころその3は「業平の塩竈」。
在原業平の元恋人、藤原高子が大原野神社に参詣に来た際、業平は塩を焼き、その煙に自分の想いを託した、そうです。
うーん恋多き男ですからねー。めちゃくちゃハンサムだったそうですから。写真見たい。
ちなみにこの裏山、小塩山という名前。
在原業平が塩竈を作ったからこの名前なのか、それとももともと小塩山で、
それなら塩竈を作ろう、と業平が言ったのかはわかりません。
見どころその4。
不迷の鐘。迷わずの鐘と呼ばれ、迷ってる人がこの鐘を突くと決心がつくとのこと。
受付の方が、戦争なんかでお寺の鐘は鉄資源として国の供給された中、こちらのは免れたとのこと。
さらに使われてる鉄なのか、作りなのか、忘れましたが、とにかくけっこういい鐘で音もいい、そうです。
うろ覚えですみません笑。
行った際はぜひお寺の方に鐘のことを聞いてみてください。
このへんの紅葉もすごい迫力だなー。
朽ちた塀と紅葉、いいっす。
紅葉の見方で好きなのが、この逆光の中で見る紅葉。
紅葉の葉が赤く、オレンジ色に光り輝くんですよね。
もうこの世のものとは思えない光景です。
平安時代のプレイボーイも最後はわびしい感じだったのかなー。
まーでも鷹狩りも得意だったそうなので、案外隠居生活満喫したのかも。
JR東日本の「そうだ 京都、行こう」キャンペーンでは春の「なりひら桜」でポスターになったほどですが、
実は秋の紅葉もすばらしかったです。
だーれもいない紅葉寺、おすすめです。
十輪寺
京都府京都市西京区大原野小塩町481
075-331-0154