【十輪寺】京都紅葉の穴場ながら圧倒的迫力!見ごろと見どころを紹介。前編

京都の街中から離れて大原野。さすがに田園風景が広がり、さらに山々が間近に迫るエリアにある「十輪寺」。

ここまで来ればもう、観光客はほとんどいません笑。

なので当然、ゆったりと京都の紅葉を満喫できます。

まさに紅葉の穴場と言えます。そして圧倒されそうなくらい迫力のある紅葉が楽しめます。

「十輪寺」への行き方は、京都駅からJR東海道本線で7分、「向日町駅」で降りて、阪急バス66系統で約30分。

「小塩」バス停下車すぐです。

どうですか、この紅葉ロード。すでにすばらしい。

お寺の反対側には野菜売り場があって、地元の野菜がたくさん売られてます。

お土産にもいいし、お弁当もあるのでここでランチ取っちゃうのも手です。

「コンチワー」と中へ入ると誰もいない。

あれ?やってるのかな。と思ってたら、奥から管理人らしきおばさんが受付。

もう、自由に見てってください、って感じです。

はーすごいね。もう真っ赤。

ちなみに行ったのは11月30日。かなり見ごろです。

落ち紅葉も多いので、もうちょっと早いほうがよかったのかな。

が、落ち紅葉も楽しめながら、十分きれいです。

十輪寺は平安時代の超スーパー歌人、在原業平が晩年隠遁したお寺と言われ、

別名「なりひら寺」とも呼ばれています。

これだけボリューミーな紅葉なのに、お寺には自分と屋内の奥のほうに待機してるっぽい受付のおばさんだけ。

いやまあ住職さんもいるんだろうけど。

純粋に拝観者としては一人で貸切状態です。

紅葉の迫力がすごいなー。

赤と黄色、橙色の洪水です。

まさに紅葉の雲海。

甍のはげた味わいと紅葉がいい味わい。

こちらのお寺、実は紅葉以外にもいろいろと見どころがある。

見どころその1。

まずはこちらのお堂。屋根がお祭りの御神輿風になっている珍しいお堂です。

見どころその2。

三方普感の庭。廊下の上から(天上界からの眺め)、在原御殿(極楽浄土の眺め)から、茶室(現実世界の眺め)からの

3つの見方でそれぞれお庭の印象が違うそうです。

普感とは、仏教用語で宇宙を表します。

写真は廊下から。天上からの眺めだそうです。

うーんとにもかくにも、遊園地のお化け屋敷のようなイラストが怖い。。

ちなみに左端にちょっと見える、ありひら桜が有名で、春もまた来てみたい。

正直、反対側の紅葉の庭のほうが全然見応えあります。

渡り廊下から見る紅葉もいいねー。優雅だねー。

しかも貸切だー。

江戸時代に公家さんが作庭したそうです。

でも当時の公家さんはお金がないので、そんなに立派なのが作れかったそうで。

いやーでもその気概が美しい。

うーんここにイスとテーブル持ってきてカフェしたい。

いい感じのテラス席。渡り廊下の上だけど。

渡り廊下だけでもお掃除大変だろうなー。

ちょっと寄付したい気持ちになる。

とまだまだ見どころがあるので、後編へ続くことに。

 

十輪寺
京都府京都市西京区大原野小塩町481
075-331-0154

 

 

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