【菊乃井本店】京都のミシュラン三つ星料亭でランチ、コスパがすごい!【前編】
京都の老舗料亭「菊乃井本店」。ミシュラン三つ星の超有名店ですが、これがコスパがめちゃくちゃいい!
世界最高峰の和食の味がランチなら1人1万円から。これなら十分手が届く。
私事ながらお祝い事があり、家族で祝いの席を菊乃井で、と思い、早速予約の電話をしてみると、
残念ながら子供は受け付けていないとのこと。が、お祝いの席、と伝えると、
「それならば!」とOKとなる! うーん、そういうものなのか笑。
場所は祇園四条からなら徒歩20分くらい。
円山公園と高台寺の間にあります。
駐車場も数台分あるので、予約の際に伝えておくといいでしょう。
店内はいかにも老舗らしい風格。茶室っぽい侘び寂び。
菊乃井の料理は「キレイさび」を目指しているそうなので、小堀遠州の美を尊んでいるようです。
他のお客さんとはほとんど会わない作り。
プライバシーが守られております。
俵屋旅館もそうだけど、こういうのすごく居心地がいい。
さて、お料理は当然個室にて。緑が気持ちいい。
うーんこれだけでも1万円から利用できるのはコスパがいい。
ちなみに昼懐石は
10,000円、13,000円、16,000円
20,000円、25,000円、30,000円
とコースが分かれています。
苦しゅうない笑。部屋への案内、部屋に着いてからもずっと「お付きの人」がずっと、
おもてなししてくれます。部屋の温度は寒すぎないか、など、
とにかく不都合はないか、と気にかけてきます。さすがおもてなしの国笑。
予約時にお祝いごとに着いて話したせいか、金杯が。ゴージャス。
着席すると、ほどよい熱さのお茶。真夏のある日なので、ぬる過ぎず熱過ぎずのこの温度加減も絶妙です。
お祝い事の食事なので、お店からサービス!! 紅白なますとお赤飯。こういうの普通にありがたい。
そして照れずに伝えるといいことあるな、と改めて思う笑。
漆塗りの器もきれい。お正月、結婚式みたい。一気に席が華やぐ。
7月。「蘇民将来之子孫也」と書かれた茅の輪を模した八寸。
一口めは箸で輪をくぐりながら食べ物を取って食べるといいそうです。
こういうエンタメ感、菊乃井は本当に好きですね。
【八寸】
鱧寿司 ぐじ水玉胡瓜 蛸の子
利休麩・青瓜雷干し胡麻和え とこぶし 川海老 サフラン生姜
やっぱり京都の夏は鱧。真っ先に鱧寿司を食べる。
サフラン生姜は変化球ながら美味しい。
一方、子ども御膳も到着。どれも美味そうです。
子どもも、「美味い!」とご満悦。おお、けっこう大人っぽいメニューなのに。
「なにかが違くて美味しい」とのこと。これ、相当褒め言葉ですね。
子ども御膳にはお造りも付く。わさび抜き。
子どもに明石の鯛。。馬の耳に念仏、猫に小判ってことにならなきゃいいが。。
八寸が終わると、本日食すことになる生きのいい鮎を見せてくれる。
実はこの鮎、予約時にリクエストしたもの。
が、時期やコース内容によって入れられるかわからない、と言っていたが、
なんとか用意してくれたみたい。これはうれしいサプライズ!
しかも滋賀、琵琶湖の湖北のもの。いいねー。
【向付】明石鯛 鱧落とし 梅肉 あしらい一式
器がすごい演出。鱧落とし美味いーーー! 京都の夏。
明石の鯛ってこんなに弾力があるのか。さすが鳴門の荒波を生きてるだけある。
後半に続く。
菊乃井本店
京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町459
075-561-0015
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