京都歴史好きは買って損なし!の名著「時代別・京都を歩く」





京都、歴史ファンのみなさま、お待たせしました。

本当にオススメできる名著をご紹介します!

その名も「時代別・京都を歩く 歴史を彩った24人の群像」。

 

どうですか?なんだか飾りっ気もなく、どこにでもありそうなタイトル。

全然、期待できないですよね? かくいう自分もそうでした。

図書館で何気なく借りた一冊。まー京都話をちょっと読み囓ってみよう、ぐらいの軽い気持ちで手に取ったところ、これが大当たり!

と言っても、最初はそうでもなかったけど。

歴史上の人物の紹介とそのあと、その人物の足跡を京都で見つける2部構成で、全24人を追う。

最初は、織田信長、坂本竜馬など有名どころを読んでいたところ、「まー知ってる話だなー」と思ってた。

が、この本のすごいところは、有名人だけじゃなくて、シブい歴史上の人物のセレクト!

 

落語の元祖と言われる安楽庵策伝、江戸城無血開城を促した風流人の太田垣蓮月など、

「なんとなく聞いたことある名だけど、へーそんな人だったんだ」ってことになって面白くなってくる。

さらに、「ほー、あの寺にそんな人の歌が残ってるのか」など、かなりマニアックだけど新たな発見がある。

 

一応、24名全部を言っておくと、

桓武天皇、小野篁、藤原道長、在原業平、小野小町、光源氏、祇王・建礼門院、吉田兼好、世阿弥、牛若丸と弁慶、世阿弥、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、千利休、本阿弥光悦、安楽庵策伝、大田垣蓮月、桂小五郎、坂本龍馬、山南敬助、田辺朔郎、川端康成。

あれ、実在の人物じゃない人もいる?てか25名??

 

著者は蔵田敏明さん。大学の教授で、実際いろいろと京都本を書いてるんですねー。

とにかく「歩く」シリーズで、本当に歩いているのがよくわかるし、歴史の記述も正確。

ちゃんとした人柄が文章からも伝わってきます。

 

柏井壽系の京都観光本に飽きた、ワンランク上の京都好きにぜひオススメしたい一冊。

 

ちゃんと地図もしっかりしていて、これは、買うべきだった!

でも図書館で借りちゃったからなー。

 

読み応え十分、地図を見ながら通な京都散歩にも使える、一冊で二度美味しい京都本の傑作です!




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