蕎麦の更科とは無関係? 名物はきしめん、京都「更科 本店」
新京極通六角下るの「更科 本店」にてランチ。河原町駅から徒歩6分ぐらい。
新京極のアーケードの中にあります。
「更科」と聞くと、やっぱり「藪」「砂場」と並ぶ蕎麦御三家を想像しちゃうけど、
きしめんをオシてたりでなんか違うっぽい。「更科 本家」って書いてるけど、
「更科」の本家は麻布十番にあるし。オリジナルのお店でしょう。
とはいえ、こちらもなかなか歴史のある感じ。
いい感じに鄙びた店構え。これはキケンです。
なんてったって、過去、この手の歴史ある佇まいの店構えで満足した試しがない。
量がビックリするぐらい少なくて、目が飛び出るぐらい割高。味も普通。
ついつい店構えだけで入ってみたくなってしまう、典型的なパターン。
ジャケットのビジュアルが気に入って買ったら、曲が全然よくないジャケ買い状態。
それにしてもものすごい「きしめん」オシ。名代だそう。
カラカラーと戸を開けると、これまた中もいい雰囲気。外は江戸時代っぽいけど、
中は古き良き昭和の蕎麦屋って感じ。思いの外、清潔。
メニューはけっこう多く、ソバ系、うどん系の思いつくトッピングは全部ある。
京名物、にしんきしめん、にしんうどん、なんてのもある。
きしめんって京都であんまり見ないけどなー。
当然、名代きしめん600円を注文。これは意外に安いっす。
お盆に一緒に乗ってきたのは、京都を代表する清水の七味屋本舗の七味。
これは観光客には嬉しいでしょう。
箸の袋に「新京極御用極製棊子麺更科本店」と書いてある。
よくわからん。「蕎麦の更科じゃないけど、こっちも由緒あるぜ!」って言いたげ。
さて、量は。。出ました、例の牛丼どんぶりサイズ。どうも京都ではこれが普通らしい。
サイズも昔の日本人サイズというか。
さて、重要なのは味ですよ! というわけで味は。。。普通です。
出汁の効いたつゆに、てろてろっとした麺。かなり薄いタイプ。
東京の人間からするとノビちゃってる感じ。これが京都だと優しいお味って形容される。
油揚げが出汁を吸っていい感じ。その上にカツオブシが多めに乗っかってるのもいい。
九条ネギも乗っていて、京都らしさがプンプンです。
まーでも、構成要素から想像するそのまんまの味。そりゃそうだろうって味。
カツオブシも出汁も好きだから好きな味なんだけどね。
きしめんはノビてるけどノビシロはないなー。
更科 本店
075-221-3064
京都府京都市中京区新京極通六角下ル西側
京都食べ歩き ブログランキングへ
京都府京都市 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村