京都で一番有名な喫茶店の長年愛される理由とは?「イノダコーヒ 三条支店」
京都の目抜き通り三条通り堺町東入るにある「イノダコーヒ 三条支店」。
烏丸御池駅から徒歩7分ぐらい。
かつての常連客には谷崎潤一郎や池波正太郎など美食家達が並び、
今なお古き良き珈琲店として人気が高く、京都で一番有名なコーヒー店と言っていい。
東京の大丸にも支店がある。
三条支店から歩いてわずか1分ほどのところにある本店で、
海外コーヒー豆の卸しとしてスタートしてから70余年。
レトロな雰囲気から、京都土産としてコーヒーマグカップなども人気だ。
それにしても昔ながらの有名コーヒー店は名前が似てる。
イノダコーヒ、コメダ珈琲、マエダコーヒー。
この3つのコーヒー店のおかげでなんとなく、「田」がつくコーヒー店は老舗っぽい。
イケダコーヒ、タカダ珈琲、イヨダコーヒー。
うん、字面だけでなんとなく老舗のコーヒー店ぽい。こんな店ないけど。
ちなみに「イノダコーヒー」ではなく「イノダコーヒ」。
これもレトロな感じでいいね。
三条通りのど真ん中にある「イノダコーヒ 三条支店」。門構えも威風堂々。
大きめの窓が開放感を感じさせる。
店内。ゆったり広々。三条支店には大きな丸囲みのカウンターテーブルがある。
丸囲みの中で店員さんがコーヒーを淹れているところを見ることができる。
常連客が集まる席だそう。なんか格式があるんだなー。近寄りたくないけど。
出ました! コーヒ!
最初から砂糖が入ってるのがイノダ流。
昔、おしゃべりに夢中になりすぎて、冷めたコーヒーに砂糖を入れたお客が、
砂糖がうまく混ざらなかったことから最初から入れているのだそう。
なので、「あれ、砂糖どこ?」と聞くのは野暮というもの。
このエピソードからも分かる通り、お客さんの居心地を第一に考えてる感が伝わります。
品良く、格式張りすぎず、丁寧な仕事。
これ、京都で老舗として長年愛されてる店の共通点かも。
いわゆるミックスサンド。卵、ハム、トマトとヘルシー。
うーん普通だ。が、この普通さが安心を生むんだろうな。
これならコンビニのサンドイッチでいいじゃん、と思ったりするが、そこはブランド。
このブランドにお金を出してるんでしょうな。
こちらはちょっと上等な感じ。
ランチはランチでいいのだけれど、イノダコーヒを有名たらしめる理由の一つにボリューム満点のモーニングにある。
トーストやベーコン、卵焼きなどホテルの朝食のような豪華さ。
朝ごはんに迷ったらとりあえず行ってみるのも一興。
イノダコーヒ 三条支店
075-223-0171
10:00~20:00
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