京都で衝撃的においしい串揚げ屋さん「串 たなか」
京都で一番人気の串揚げのお店「串たなか」。
ミシュランのビブグルマンの常連であり、京都の食べログランキングでも3.87と高評価。
創業から35年以上続く名店です。
と、書くといかにも高級そうで格式高そうですが、全然そんなことはなく、
入りやすく、しかもお値段的にもお手頃感あるいい店です。
場所は四条駅、烏丸駅から徒歩3分に好立地。
ビルの裏手の細い路地のドン突きにあり、ちょっと隠れ家感あり。
日曜日当日に電話で予約を入れると、あっさり取れました。ラッキー。
で、さらに言うと、19時の予約を開店同時の17時30分に変えてもらうもあっさりOK。
名店とは言え、案外使い勝手よさそうです。
店内は一階が店主をぐるりと囲むコの字型のカウンター。
二階はお座敷でテーブルが2卓。
予約時に子供連れと伝えたこともあり、今回は二階のお座敷へ通される。
子供連れでカウンターはちょっとしんどいですからね。
隔離されたほうがありがたい笑。
うん、落ち着いたいい空間です。
さて、お料理ですが、「一方通行」と名付けられた、
「ストップ!」と言うまで20種類の串が次々に出てくるスタイル。
3800円。明瞭会計もわかりやすくていい。
お膳が整っていて、期待感ワクワク。
お通しの甘辛く煮たコンニャクも美味しい。
野菜は頼めばいくらでも無料で追加可能なのもうれしい。
タレは塩、ポン酢、マヨネーズ、ソース。
マヨネーズは自家製っぽいし、タレのどれもが独自のブレンドというか、ちょっと何か混ぜてある。
さすが創作串揚げの店、タレ一つとっても何か工夫がしてある。
さて、それでは怒涛の串揚げ20本を紹介していきましょう。
まずは、餅と牛串。
餅は中にチーズが入っていて、いきなりのうれしい驚き。
素直には出さないよ、とジャブが来ました。
反面、牛串はストレート。肉汁ジュワー。
牛串。串揚げ屋さんに来てこれ出ないと、ちょっと肩透かしでしょう。
創作串揚げとは言え、抑えるとこ抑えてます。
三つ葉とネギ豚。
三つ葉は白身魚で巻いてから揚げてます。これは美味い!! 絶品。
創作串揚げの真骨頂といった感じ。
ネギ豚は二発目のストレート。
トマトとマッシュルーム。これまた美味い!!
ガーリックが効いてます。
マッシュルームはもはや洋食の味わい。
トマトにはやっぱりマヨネーズ。
トマトも噛むと汁が口の中で飛び散る。
で、トマトもやっぱりチーズが入っていて、一工夫されてます。
一串一串にニクい演出が施されています。
串揚げと言えばビールですが、ドリンクメニューが豊富。
微発泡のワインや、日本酒、焼酎、ライチ酒、山ぶどう酒など、洋の東西を問わず揃えてあります。
どの串がどのお酒と合うのか、いろいろと試してみるのも一興。
マイタケベーコンとエビ。
エビの歯ごたえがすごい。噛むとバイーーンと跳ね返される感じ。
身がぎゅっと詰まってます。
まさかのブルーベリーソースがかかったチーズとパン!
パン?って言われてもって感じでしたが、要は揚げパンってこと?
ガーリックトーストのような楽しい串。
うーんこの辺りなんだったっけかな。。
忘れてきた。。
お豆腐とつぶ貝だったかな。。
生麩とカボチャ。
カボチャは男性、女性、子ども、全性別、様々な年代から絶賛!!
ホロホロとくずれていくような食感と衝撃的な濃厚な甘さ。
生麩は白みその甘味が雅です。
アスパラガスとアジ。
アスパラガスは強烈な野菜の味わい。濃いなー。
アジは針生姜が中に入っていて、アジの脂をスッキリさせてくれます。
これは美味い。
ホタテと来て、最後はリンゴ!!
最後まで予想がつかないラインナップでした。
やるなー。これは楽しい。食事でこれだけエンタメ性があるのってなかなかない。
中身が見えない、串揚げならではの楽しさですね。
さすが名店と言われるだけのことはあります。
串揚げが終わってデザートはイチゴのシャーベット。
おお、これも美味いし。この店は本当に人にオススメしたくなる店です。
実はホームページやお店の中にも店主の人形が置いてあったりで、気になってはいたのですが、
お店を出るとき、店主が入り口まで来てちゃんと挨拶するあたりもいい演出笑。
「あ、この人が本人か」ってなりますから笑。
串たなか
京都府京都市中京区錦小路通烏丸西入ル下ル占出山町310-10
050-5869-1115
17:30~22:30(LO22:00)