専属の焼き手が付く、ハレの日に行きたい京都の鉄板焼き「燔」。
京都御所から西へ徒歩5分ほど、烏丸線の今出川駅から徒歩8分のところにある「京都ブライトンホテル」。
このあたりは街中にありながら喧騒もなく、落ち着いたエリア。
そんな中に突如現れる京都ブライトンホテルも落ち着いた佇まいでいい雰囲気。
華美な派手さがなく過ごしやすそう。
作家さんがこもって執筆活動するのに向いてそう。
中に入ると一転、急にリゾートホテルみたいになってる笑。
どことなく70年代アメリカっぽいレトロな雰囲気もいい。
ロビーの真ん中にカフェ。こちらも美味しそう。
意外に穴場でいいかも。
こちらが今回のメインとなる鉄板焼きの「燔」。
さて、この字、なんて読むでしょうか。答えは「ひもろぎ」。
絶対わかりませんよね笑。
意味は神前に供える肉だそうです。
なるほど、鉄板焼きですもんね。京都らしさ全開のネーミングです。
店内。うーん広々。人も少なくて居心地いい。
お金持ちの別荘に招待されたような感じ。
今回はランチっす。
子供連れですが、周りをあまりきにすることなく楽しめそうです。
いろいろな薬味が準備されてワクワクが盛り上がってきます。
まずは前菜的なお料理が供されます。
いきなりガツンと肉、って感じじゃないです。
スープも。最初はやさしい感じでスタートです。
味付けはいかにもホテル内のレストランらしくどれも上品。
そしていよいよ、って感じでシェフが登場し、炎を操っていきます。
これはけっこう子供も楽しそう。だって目の前で炎がダンスしまくりです。
オマール海老。目の前で身を焼いて、フタをして蒸らして、ソースを作って、と
一連の動きを淀みなく進めていく様はちょっとしたショーみたい。
「おおー」と心の中で感嘆しつつ、ノドがゴクリ。
その間はけっこう黙って見とれてしまいます。
鉄板とコテだけ使ってこんなにキレイに盛り付けるって見てて楽しい。
ブリンブリンの身が食べ応え十分。
鉄板焼きは焼く前の食材を必然的にお客さんに見せることになるので、
見た目のよさを含めて食材選びに神経を使うそうです。
確かになー。
お野菜も絶妙な火加減でサーブ。
焼き味が食欲を倍増させます。
お肉は米沢牛。外は香ばしく焼け、中は美しいレア。
二股のフォークを使って、シャ、シャっとお肉を切っていくのを見るのは気持ちいい。
軽く焼いたトーストで巻いて食べます。
そして「絶対美味いに決まってるじゃん!」と言いたくなる鉄板焼きチャーハン。
見事なコテさばき、パラパラ感満点のお米、焦げた香りが食欲そそりまくり。
食べた瞬間、「おっふ!」となってしまう美味さ。
最後はさっぱりデザート。
食事としても美味しいし、ショー的な面白さもある、ちょっと非日常感も楽しい。
ハレの日にちょっと変化球的に取り入れるのにオススメなお店です。