京都、伏見ぶらぶら散歩その4 月桂冠大蔵記念館
京都、伏見ぶらぶら散歩。京都の酒蔵と呼ばれる伏見。
1937年創業の老舗「月桂冠」はまさに伏見を代表するお酒メーカーです。
伏見をぶらぶらすれば酒蔵にあたる、ってくらいあります。
そして月桂冠大倉記念館へ。
うーんこの建物が見事。壮観です。
実は伏見はあちこちでお酒を試飲できるので、すでにちょっとほろ酔い。
これ、あったかい室内に入ったらすぐ眠くなりそう。
鳥羽伏見の戦いでは多くの酒蔵が焼かれたそうです。
それにしても戦争ってすごいね。なんでもありだもんなー。
賠償請求とかできないものなのだろうか。
そこからここまで立派に復活するってのもすごい。
堂々たるエントランス。シブい。
月桂冠は大倉家が創業家です。
内部はやっぱりお酒がズラリ。
そしてやっぱり試飲できます。
冬の寒空に日本酒があったかい。
子供からしたら全然つまんないだろうなー。
1906年当時の面影を残す内蔵酒造場。
こちらでは昔ながらの酒造りを行っているそう。
こうなってくるとやっぱり実際にお酒を作ってるところを見たくなるもんだ。
まーそこは難しく、どうしても内部は展示コーナーになっちゃうんだけども。
本当に子供にはつまんないよな。
黄桜酒造はミニチュアでしたが、月桂冠は一応現物。
とはいえ、どうしても作ってるところは見られません。
難しいところですね。
呑兵衛の心をくすぐる、大きな釜を楷でかき混ぜて作る伝統的な日本酒づくり、
もう月桂冠クラスの大お酒メーカーともなると、実際にはやってないですんもんね。
おそらくいかにも工場、といった建物の中で、ステンレス製の大きな釜で人工的に発酵を促す、
バイオ工場みたいになってるところを見せられてもなんか興醒めだもんなあ。
ま、それにしてもメーカーとしてはどんな風に作って、どんなものを消費者が口にしているのか、
ちゃんと見せる、というのも義務なんじゃないかと思ったりも。
イメージ戦略優先、ってのもちょっと。
嗜好品はロマンやストーリーみたいのも重要な要素、ってのもわかりますが。
月桂冠大倉記念館
京都府京都市伏見区南浜町247
075-623-2056
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