【出町ろろろ】京都ランチ、おばんざいで最高レベルの満足度!




京都でも屈指の実力と人気を誇る和食屋さん「出町ろろろ」。

出町柳駅から鴨川を渡り、舛形商店街を通り徒歩7分ほど。

ミニマルな外観からは想像できないほど美味いっ!

まー京都ではありがちな町家スタイルの外観。町家というか人ん家くらいくだけていますが。おしゃれな感じはそれほどせず、入りやすい感じです。

出町ろろろ15

それにしても「ろろろ」って不思議な名前だなー。

ちょっと妖怪っぽいネーミング。

いいですね。

出町ろろろ11
店内、アットホーム。お酒の一升瓶が多い。これはランチのみならず、夜も相当美味い肴を出すんでしょうね。

実は3週間前くらいに電話で予約しました!

お店に入ると、「席ありますか?」とひっきりなしにお客さんが訪ねてくる。

その度に「すみません、ご予約でいっぱいで。。」と断ってる。

予約しといてよかった! そして玄関に「本日はご予約で一杯です」って札でもかけておけばいいのに、と思わずにはいられない。。

出町ろろろ12

店内はとてもミニマル。コの字型のカウンターとテーブルが2卓。

2階もあるのかは不明。

細かなオブジェがいっぱいある。

出町ろろろ2

予約時に頼んだのは「お弁当」。

どうもこれがこの店のランチの基本形のようなので。

楽しみだな!

出町ろろろ9

待つこと2、3分でささっと登場!

うーんこれは美味そう。ヘルシーそう!

ダイエット、おばんざい好き女子など、健康に気を使ってる方は目を輝かしそうな献立です。

出町ろろろ8

ズラーーー。すばらしくヘルシー。でも一つ一つ手が込んでいる。

解説していきますよ。

ほうれん草煮干し浸し

壬生菜納豆醤油

さつまいもしょうが煮

小松菜じゃこ浸し

九条ネギ梅煮

胡麻豆腐干し海老揚げ

水菜昆布漬け

出町ろろろ6

ほうれん草煮干しはザラザラっとした煮干しがダイレクトに旨味を出してます。

壬生菜納豆醤油は、納豆ってこんな使い方あるんだ、と新感覚。

出町ろろろ7

いや、ほんとどれも美味い!

そして一つ一つ驚きのある味付けが楽しいっ!!

九条ネギ梅煮は、そっか梅の汁で九条ネギ煮ていいんだ、って目から鱗が落ちるし、白菜酢味噌掛けは、ちょっとワサビを入れてるのが、なるほど!と思う味わい。組み合わせの妙が、いちいち納得。

出町ろろろ5

胡麻豆腐干し海老掛けは山の幸と海の幸の濃厚同士がまさかのマリアージュ。

これは美味いっ!!! 

新鮮な味。よく思いつくなー。

出町ろろろ10

おこげのご飯と天ぷら、卵焼き。

この3種がやばい。

ご飯おかわり自由で結局、3杯おかわり。

実はこの献立、ご飯のおかずになるかなーと思ってたら、

まず、ごはん自体が美味いのでこれで1杯いける。

その後、天ぷら、というか人参と水菜のかき揚げでもう一杯。

さらにあんかけ卵焼きで一杯。

いやーこのあんかけ、出汁がすごいっ!!

この味の飴玉があったら1日中舐めていたいっ!!

そしてこの飴玉でご飯何杯もイケてしまいそうなほど、出汁の宝庫。

あ、セロリのお味噌汁もめちゃ美味い。

出町ろろろ13

いやーごちそうさまでした。お皿だけ見ても美しい。

これは相当いい店。京都でも屈指です。

これだけ食べて1100円(税別)ってのもかなり良心的。

観光客、まったく意識してないですね。地元目線です。

出町ろろろ14

そういえば箸置きも「ろ」です。最初「3」に見えたけど。

箸を巻いていた小さな紙にも「ろ」。

こっちはなんか「ピタゴラスイッチ」みたい。

いずれにしても、京都でもトップレベルのランチとしての良店でしょう。

常連らしいお客さんが、「いつ来ても美味しいねー」と言っていたのが、

いかにも、この店の評価でしょう。

京都でおばんざいを楽しむなら、今はこの店が一番先端を行ってる気がします。

 

 

出町ろろろ
京都府京都市上京区今出川通寺町東入一真町67-1
075-213-2772

京都府京都市中京区柳馬場三条下ル槌屋町83


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