京都、山寺の絶景紅葉!【善峯寺】の見ごろ時期と行き方、京都の闇について(笑)。前編
京都の紅葉でも珍しい、山寺の紅葉。街中にあるお寺の箱庭的紅葉と違って、ダイナミックです。
さらに俗世間と離れた別世界感もあって、実はおすすめの紅葉観賞です。
その中でも特におすすめできるお寺が「善峯寺」。
イメージする山寺と紅葉、をしっかりと体現してくれてます。
山寺といえばまず気になっちゃうのがその行き方。
だって遠いんでしょ?と聞かれれば確かに近くはない笑。
が、それでもいく価値がある、と思うのです!
「善峯寺」への行き方、ベストはやっぱりクルマです。もちろん駐車場完備です。
山の上なので電車で行っても最後はクルマなんで。
次に電車&タクシー。
JR「向日町駅」阪急「東向日駅」阪急「長岡天神駅」から善峯寺までは約20分、約2,500円です。
バスで行く!という強い意志の持ち主なら、
JR「向日町駅」下車、阪急バス66番(善峯寺行き)に乗って30分、終点「善峯寺」下車、徒歩8分です。
善峯寺の紅葉の見頃時期は11月25日〜28日くらいが真っ盛りでしょう。その年にもよるけど。
山寺と聞くと、ちょっと早いイメージありますが、意外にそうでもない。
ちなみに行ったのはとある年の11月30日。全然見ごろでした。
さて「善峯寺」。こんなに山奥なのに立派。三門もかっこいい。
なんでこんなに立派かというと。。
徳川家の庇護があったんですね。
というのも、徳川家光の外祖父、本庄氏が「善峯寺」に子宝を授かるよう祈願したところ、女の子が生まれました。
この女の子は、家光の待女となり、その後、五代将軍徳川綱吉を生み、桂昌院となります。
出生の報恩に感謝して、「善峯寺」に寄付した、ということだそうです。
詳しくは「善峯寺」HPをどうぞ。
http://www.yoshiminedera.com/about/history/index.html
が! あれ?? この話、ちょっと待って!
歴史好きの方ならすでに気づいたかと思いますが、桂昌院と言えば「玉の輿」の語源となった人です。
そう、京都の堀川の八百屋の娘「お玉」。徳川家光に見染められ、あれよあれよと言う間に大出世。
徳川綱吉を産み、将軍の母親にまでなった。。
それゆえ、権力者に嫁いで大金持ちになることを「玉の輿」という。
詳しくは今宮神社HPへ。
http://www.imamiyajinja.org/history/
え! 完全に話し違うじゃん!!
八百屋の娘と将軍の外祖父の娘じゃ、すでにスタート地点、天と地ほど違うじゃないですか。。
京都の今宮神社は「玉の輿神社」として、めちゃくちゃウリにしてますよね?
ガッツリ「玉の輿なれるお守り」も売っていたような。。
うーんさすがに八百屋の娘がどうやって見染められたのか怪しいので「善峯寺」のHPのほうが正しい気がするな。。
出たよ、京都の闇笑。うやむやに商売上手。昔のことは誰もわかりませんものね。
いや、さすがに将軍家の正しい歴史はわかりそうだけど。
これ以上は、言うも野暮ってものでしょうか。
と、全然紅葉について伝えてないので、その2に続きます!!
善峯寺
京都市西京区大原野小塩町1372
075-331-0020