京都、山寺の絶景紅葉!【善峯寺】の見ごろ時期と行き方、京都の闇について(笑)。後編
全編では完全に京都のダークサイドに飲み込まれてしまい、紅葉について語れずじまいだったので、
後編ではちゃんと「善峯寺」の紅葉の見どころを紹介していきたいと思います。
とにかく山の紅葉の借景がすばらしい。
街中とは別天地。
境内はけっこう広く、石段もたくさんあり、登ったり降りたり、迷路のような境内。
これは楽しい。
そして人がほとんどいない。これまたゆったりできます。
樹齢600年の松。天然記念物に指定されています。
というのも全長がなんと37メートル!ほんとに長い。しかも横に!
上の写真の5倍くらいあります笑。
写真に収まりきれません。
うーん山寺の味わい。
何が違うのかなーと思ったら、楓だけじゃなく、いろいろな樹が紅葉してるからなんですね。
ちょっと瓦屋根も洛中のお寺より鄙びてるのが味わい深い。
風雪に耐えた感じがグッときます。
開山堂や多宝塔、阿弥陀堂など約20個くらいお堂があって、境内自体が回遊式庭園。
30〜40分くらいかかり、ちょっとしたハイキング気分も楽しめます。
どこもかしこも木々が色づいてます。
さすがにこんなに山奥だと人がいなくていい。
思えば遠くへ来たもんだ。
遥か向こうに京都の町が。
さらに奥に見えるのは比叡山なのかな。
頭の上も紅葉、足の下も紅葉。
こんな景色、山寺だからこそです。
三代将軍、徳川家光の側室にして五代将軍、徳川綱吉の母、桂昌院が寄進したお堂がたくさんあります。
春は桂昌院が寄進した枝垂れ桜も有名です。
こちらは多宝塔。本尊は愛染明王。
1621年の建立。
燃えるような赤と透き通る青空のコントラスト。
街のほうは霞がかってるように見える。
ありがたいほどの絶景です。
あー誰もいない。
行ったのは朝方です。
山寺の紅葉、これはクセになりそうなほどよかったです。
京都に限らず、日本の山寺あちこち行ってみたくなりました。
善峯寺
京都市西京区大原野小塩町1372
075-331-0020