京都、嵐山に行くならゆっくり嵐電の旅もレトロな魅力でおすすめです。
京都のローカル電車と言えば「嵐電」こと京福電鉄嵐山本線、北野線。
四条大宮から嵐山に向かう本線と北野白梅町から帷子の辻で乗り換えて嵐山に向かう北野線があります。
どちらも嵐山に向かう電車です。
京都駅からなら、烏丸線「四条駅」で阪急で「烏丸駅」に乗り換え、「大宮駅」で乗り換えるのがベスト。
が、今回はあえての「北野白梅町駅」から「嵐山」を目指します。北のほうに住んでるもので笑。
はい、こちらが嵐電「北野白梅町駅」。北野天満宮のお膝元です。
何年か前に駅舎が新しくなりました。といっても外観だけ。中は昔ながらのレトロ感をちゃんと残してます。
「北野白梅町駅」から「嵐山」までは50分ほど。
車なら全然20分くらいなんですけどね。そこはやっぱり今回はのんびり電車の旅、と言うコンセプトで。
中は昔ながらのレトロ感。あえて残すあたり。
嵐電好きの気持ちを理解してます。
あんまり見たことのないタイプのガチャガチャも郷愁を誘います。
中は嵐電グッズ。鉄道ファンにはこんなお土産もありです。
嵐電。かわいい。この写真をモノクロにしたらもう昭和感出まくりでしょう。
観光客も利用しますが、普通に庶民の足です。このあたりはもう、これ乗るしかないですからね。
操縦席。もしかして自分でも運転できるんじゃないかと思ってしまうくらいシンプル。
無駄なものが一切ない感じ、好きです。
出発しました。まずは「帷子の辻」を目指します。
ちなみに「帷子の辻」は「かたびらのつじ」と読みます。
読めない駅の名前トップ10には確実に入ってくるかと思うのですがどうでしょうか。
「帷子の辻」以外にも絶妙に読めない駅名がちょいちょいあるのが嵐電のよさ?
路線はこんな感じ。写真を拡大すれば駅名のルビ読めますかね?
世界遺産だらけの路線とも言えます。
駅舎がレトロっす。うーんドラマがありそう。
個人的には新海誠監督に京都をテーマに映画作ってほしいんだけどなー。
めちゃくちゃテンション上がる。
ちなみに映画で「嵐電」ってのもあります。こちらは井浦新太さん主演のなんでしょう、
ゆる〜い嵐電な雰囲気の映画です。なんか人生の時が止まってしまった人たちが織りなす映画だったような。
ご興味のある方はどうぞ↓。
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町エリアを抜けるとだんだん緑が多くなってきます。
高低差もけっこうあり、操縦席から見るとちょっとジェットコースターのようで楽しい。
子供連れの方も楽しめるんじゃないでしょうか。
帷子の辻駅に到着。本線に乗り換えます。
絶対に読めない駅その2「車折神社」。読み方は「くるまざきじんじゃ」です。これもムリでしょ。
この「車折神社駅」、駅の改札と神社の入り口が直結という珍しい駅。
いかにも京都らしい現象です。
車折神社は芸能の神社として有名で、境内はEXILEだー、宝塚だー、イケメン俳優だーの奉納した玉垣がたくさん。
ファンたちの格好の写真スポットとなっており、パワースポットしても人気があります。
まー名前だけでもこれだけスターが並んでたらパワーありそうです。
乗車した頃は仁和寺の特別展示があった時期だったため、車内はこの通り。
千手観音の手があちこちに。いい演出。
仁和寺の壁画も。手が込んでるなー。
電車の中吊り広告がもう少し安かったら、いろんな人が想像力を駆使しておもしろいギャラリーみたいになって楽しいのに。
やってみたい人はたくさんいると思う。
そこからアーティストが誕生してー、とか夢のある話じゃないですか。
バスキアが勝手に壁に絵を描いていたように。パブリックスペースからアーティストが誕生するような。
乗る方も楽しいし。各電車一両はそうなってるとか共同でやってくれないかなー。
ローカル電車なら地元のアーティスト発掘になるとかいいなあ。
なんてことを考えてたらあっという間に嵐山到着。
きれいにされてる。さすが日本を代表する観光地。
駅構内に足湯があります。
さすが観光地! 改札出る前からおもてなし感がすごい。
これが全部の駅でやってたらちょっと観光客に迎合しすぎですが、ここだけにしたバランスもよし。
さて、嵐山、巡りましょう。