京都、紅葉の穴場【光明院】。虹の寺、と呼ばれる理由とは?





京都、紅葉の穴場「光明院」。東福寺の塔頭の一つ。

JR東海の「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンに登場したこともある京都の紅葉の名所なので、

「穴場」というには気が引けますが、行ってみると意外と空いてる笑。

なので「知名度の割りに穴場」なのです。

光明院17

「光明院」への行き方はJR奈良線「東福寺駅」下車徒歩15分。

京阪本線「鳥羽街道駅」からなら徒歩7分です。

東福寺に行く人の群れを横目にするりと抜けて、通な感じで向かいましょう笑。

光明院1

穴場の理由として、朝7時から空いてます。

東福寺行く前に寄るのもあり。が、今回は夕方に行ってみました。

拝観時間は何時までかというと「日暮れごろまで」というなんともゆるい感じがいい。

光明院10

はい、こちらが光明院のメインの見どころ「波心の庭」。いいですよねー。

作庭はモダンな作風で有名な重森三玲。東福寺の幾何学的な庭も手掛けています。

ちなみにこの画角は「そうだ 京都、行こう」キャンペーンを模したもの笑。

光明院15

うむ。いいですね。切り立った感じの石の配置がいかにも重森三玲風。

庭は波を表現してます。

実際、地面にゆるやかな起伏があって海のうねりを感じさせます。

光明院2

白砂が波のしぶきを表現しており、ザザーーっと波の音が聞こえてきそうです。

あ、行ったのはとある年の11月29日。見ごろはだいたいこのあたりで間違い無いです。

もうちょっと遅くても散り紅葉も楽しめていいでしょう。

光明院9

苔のところにも白砂が撒かれてる感じは、完全にさざ波を表現してますよねー。

本当に波に見えてきた。

光明院8

屋内から見ると額縁に入った一枚の絵のように見えるがいい。

ていうか人いないなー。自由奔放に見て回れます。

光明院

このアングルもいい。

普通、紅葉の名所だとこの縁側にたくさん人が座ってて、なかなかこんな写真取れません笑。

ほんと、意外に穴場だわー。

光明院5

屋内と屋外がシームレスにつながってる作りが好き。

冬、寒いんだろうな笑。

光明院12

秋は夕暮れ。を実感させてくれる場所。

これは美しい。

光明院4

ちょっと小高いところに茶亭があります。

ここから夕日を見ながら一服、って優雅ですね。

光明院3

仏教、禅の心ってこういう環境で修行するものなのでしょうか。

現代だったらちょっとしたリゾートホテルに見えなくもない環境です。

光明院6

夕日が茶亭を照らす。

庭は夜の海みたいになってきました。

光明院11

だいぶ日が傾いてきました。

そろそろ閉館なのかな。誰にも特に言われないのもいい。

光明院14

さてさて、光明院は別名「虹の苔寺」と言われます。

苔の上に赤やオレンジの紅葉が落ち、まるで虹のように七色に輝いているから、とのこと。

実際のところは。。。

光明院16

いやー確かに虹色だー。

紅葉の色づき具合が、グラデーションで虹色に見える。

誰が言ったのか、うまいこと言う。

光明院13

どこから見ても絵になるなー。

さすが重森三玲さん。美意識が現代に近い。

これだけいい庭を持ち、紅葉もすばらしく、さらに空いてる。

これ以上ないありがたい紅葉スポットでした。

 

光明院
京都市東山区本町15丁目809
075-561-7317

 

 

 


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